日産の新型フェアレディZ(RZ34)のビッグマイチェン後”初”となる一部改良から1年経過…あまりにも情報が無さ過ぎてキャンセルする人も増えているようだ

(続き)一時期の投機目的での購入も少なくなり、本当に欲しいユーザーへと届くようになってきた?

ホンダ新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)同様、日産の新型フェアレディZ(RZ34)が発売された当初は投機目的にて購入するユーザーが多かったと記憶していますが、あれから2年近くが経過し、新車バブルも概ね弾けて「本当に欲しい人の手に渡るようになってきた」とは思うものの、その一方でニッチなスポーツカー系は、色んな意味で納期が読めないのが現状です。

一時期の半導体不足や部品供給不足による「納期未定」に比べると、今現在は改善されているものの、それでも本当に欲しい人の手にはまだまだ渡っていないのが現状ですから、一日でも早く正常な生産稼働と共に、多くでもユーザーの手に渡ることを祈念するばかりです(新車を注文してから1か月~2か月納車されていた時代が懐かしい)。


結局2025年モデルのフェアレディZ(RZ34)はどうなるの?

そして繰り返しにはなりますが、2023年8月にRZ34が「2024年モデル」として初の一部改良を果たしてから1年が経過するわけですが、そろそろ2025年モデルに関する情報が展開されても不思議ではない所。

まだ確定した情報ではないものの、ボディカラーの大幅刷新が噂されています。

具体的には以下の通りで、何れもRZ34を代表するイメージカラーなわけですが、そのイメージカラーを大胆に変更してくる可能性があるようです。

[旧]セイランブルー×スーパーブラックルーフ2トーン → [新]ワンガンブルー

[旧]カーマインレッド×スーパーブラックルーフ2トーン → [新]バイブラントレッド

[旧]イカズチイエロー×スーパーブラックルーフ2トーン → [新]プレミアムアルティメイトイエロー

特にワンガンブルーやバイブラントレッドに関しては、GT-R R35にも採用されたボディカラーでもあるため、そのオプション費用もかなり高額になるものと予想されます。

一方で、2024年モデルで廃止と噂されるセイランブルーやカーマインレッド、イカズチイエローでの受注再開を待ち続けている人も少なくないと思うんですね。

アメリカで販売された生誕55周年特別仕様車の販売は?

この他の改良・変更に関する情報は特に無いものの、アメリカ市場向けとして発表されたフェアレディZ生誕55周年記念の特別仕様車に関しては日本での販売予定は無いとのことで、変わらず日本では標準車のみでのラインナップが継続される可能性が高いそうです。

2025年モデルに関する具体的な情報は受注再開に関する情報が明らかになり次第、当ブログでも情報共有できればと思いますが、個人的にもう一つ気になっているのが、2024年モデルと同時に発売された特別仕様車NISMOの納車情報について。

NISMOは何年かけて生産するのだろうか…

日本国内での販売台数は1,200台と云われていますが、2024年8月の時点で400台も生産されていないとの情報ですし(NISMO専用のパーツの供給が間に合っていないとか…)、NISMOに関しては2024年度までに全てを捌き切るといった話は入っていないとのことですから、一体何年かけて生産していくのかは不明。

そもそも1,200台全て生産できるの?といった疑問もありますし、法規制に引っ掛かるのでは?といった様々な不安要素も残っているわけですが、NISMOも標準車同様に納車を待ちわびるユーザーが多いため、こちらも一刻も早く納車されることを祈念しています。

1ページ目:フェアレディZ(RZ34)は情報が無さ過ぎる上に、急に「出荷・納車時期」が判明することも?

日産フェアレディZ(RZ34)関連記事