てっきり忘れられてるのかと…無限(MUGEN)がホンダ新型WR-Vのエアロパーツを先行公開!ちなみにWR-Vの走りや遮音性は競合ヤリスクロスに比べてどうだ?
(続き)ホンダ新型WR-Vについてインプレッション
引き続き、ホンダ新型WR-Vについてインプレッションしていきましょう。
WR-Vの乗り味は良くも悪くもSUVっぽくない
ようやく無限仕様が発表されたWR-Vですが、そんなWR-Vも2024年4月に私に納車されて8か月以上が経過。
今のところ本モデルの走りにおいては特に不満は無く、敢えて言うなれば公道での乗り心地は良くも悪くもSUVっぽくないということ。
運転席・助手席の乗り心地に関しては、SUV特有のマイルドで突き上げの小ささがプラス評価ながらも、ナゼか後席は乗り心地がカタく、それでいて突き上げが気になるんですね。
これはフロントとリアのサスペンションのセッティングが異なるからなのか、それともインド市場をターゲットとしたモデルということもあって、そういったインドならではの道路事情を鑑みての味付けなのかは不明なのですが、少なからず私が以前所有していたヴェゼル (Vezel)に比べたら全くの別物。
乗り味を許容できればWR-Vは楽しい車だと思う
同じBセグメントSUVながらも、プラットフォームは両車で異なる上に、ヴェゼルは街乗りを考慮したシティ派SUVであれば、WR-Vはアウトドアやワインディングを楽しむためのアクティブスポーツというイメージなのかも。
それだけ、良くも悪くも「SUVのイメージを覆す」独特の乗り味なので、装備内容や価格帯以前に、ある意味で好みが大きく分かれるモデルだと思うんですね。
もちろん、どちらのキャラクターも個性があって良いと思いますし、アクティブスポーツなSUVだから乗り心地が悪いというわけではないものの、後席の突き上げが許容できれば個人的には「楽しい車」だと考えています。
WR-Vの遮音性はステップワゴンのガソリンモデルに近い?
なおWR-Vは、排気量1.5L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するノンハイブリッドモデルで、フロントボンネット裏部には遮音材(ボンネットインシュレーター)が装着されているのですが、エンジンの遮音性自体は決して高くないものの、フィーリングとしてはステップワゴンのガソリンモデルと概ね同じ。
よくブログ読者の方々からは、「WR-Vの静粛性や遮音性って高いの?」といった問い合わせをいただくのですが、あくまでも私の感覚としては、ヴェゼルよりもエンジン音が気になるものの、しかし競合のトヨタ・ヤリスクロス (Toyota Yaris Cross)のエンジン音に比べると大分抑えられている印象で、ガソリン車特有の振動やロードノイズもWR-Vの方が抑えられている印象です。
表現は難しいですが「WR-Vの方が骨太」なので、遮音性だけでなく走行時の安定感含めて個人的には高く評価しているポイントです。
1ページ目:WR-Vをベースにした過激な無限仕様のエアロパーツが登場!