トヨタ新型カローラ/C-HRヤリスに2万台超えの大量リコール!その他新型ヤリス/RAV4/カローラなどにおいてはシートベルト関係のリコール

新型ヤリスが2.5万台以上の大量リコールに

トヨタのフルモデルチェンジ版・新型ヤリスの1車種・計27,622台にリコール。

リコール内容としては、車両安定制御機能(ビークル・スタビリティ・コントロールシステム:VSC)において、制御プログラムが不適切なため停車中のアイドリング時の振動を二輪駆動車用スピードセンサが車速と誤検出して異常判定することがあるとのこと。

そのため、警告灯が点灯しVSC等が作動しなくなるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故は発生していないものの、不具合は既に22件発生しており、市場からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[ヤリス]
・5BA-KSP210/KSP210-0001001~KSP210-0012556/令和元年12月11日~令和 2年 4月21日/11,373台

・5BA-MXPA10/MXPA10-2000000~MXPA10-2006838/令和元年12月11日~令和 2年 4月21日/6,829台

・6AA-MXPH10/MXPH10-2000000~MXPH10-2009430/令和元年12月11日~令和 2年 4月21日/9,420台

改善措置としては、全車両、ブレーキ制御コンピュータの異常判定プログラムを対策仕様に修正するリコール作業を実施するとのことです。

この他にもどういったリコールが届け出されているのか、次のページにてチェックしていきましょう。


新型カローラ/ヤリス/JPNタクシーにおいてシートベルトに関する約8万台の大量リコール

続いてはトヨタ新型カローラ/カローラ・ツーリング/ヤリス/JPNタクシーの4車種・計78,292台に大量リコール。

リコール内容としては、協定規則第16号(後席シートベルト非装着時警報装置)認可車両において、制御プログラムが不適切なため後席乗員が短時間にシートベルトを脱着すると、他の後席シートベルト警告灯が消灯する場合があるとのこと。

そのため、運転者が当該警告灯にてシートベルト装着状態を正しく確認できないおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は発生しておらず、社内からの情報により明かになっているそうです。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[カローラ]
・3BA-NRE210/N R E2 1 0 -6000001~NRE210-6000691/令和元年 7月31日~令和 2年 3月26日/219台

・3BA-ZRE212/Z R E 21 2 -6000001~ZRE212-6014755/令和元年 7月31日~令和 2年 3月30日/5,453台

・6AA-ZWE211/Z W E2 1 1 -6000001~ZWE211-6033126/令和元年 7月31日~令和 2年 3月30日/8,066台

・6AA-ZWE214/Z W E 21 4 -6000001~ZWE214-6006990/令和元年 7月31日~令和 2年 3月30日/1,583台

[カローラ・ツーリング]
・3BA-NRE210W/N R E2 1 0 -6000003~NRE210-6000696/令和元年 7月31日~令和 2年 3月27日/475台

・3BA-ZRE212W/Z R E 21 2 -6000004~ZRE212-6014757/令和元年 7月31日~令和 2年 3月30日/9,283台

・6AA-ZWE211W/Z W E2 1 1 -6000003~ZWE211-6033128/令和元年 7月31日~令和 2年 3月30日/24,916台

・6AA-ZWE214W/Z W E 21 4 -6000003~ZWE214-6006987/令和元年 7月31日~令和 2年 3月30日/5,395台

[ヤリス]
・5BA-KSP210/K S P2 1 0 -0001001~KSP210-0009187/令和元年12月11日~令和 2年 3月30日/8,102台

・5BA-MXPA10/M X PA 1 0 -2000000~MXPA10-2004429/令和元年12月11日~令和 2年 3月30日/4,359台

・5BA-MXPA15/M X PA 1 5 -0001001~MXPA15-0001070/令和元年12月11日~令和 2年 3月30日/43台

・6AA-MXPH10/M X PH 1 0 -2000000~MXPH10-2006981/令和元年12月11日~令和 2年 3月30日/6,868台

・6AA-MXPH15/M X PH 1 5 -0001001~MXPH15-0002841/令和元年12月11日~令和 2年 3月30日/1,803台

[JPNタクシー]
・6AA-NTP10/N T P 1 0 – 0 0 1 8 5 5 5~N T P 1 0 – 0 0 2 2 4 2 3/令和元年12月11日~令和 2年 3月27日/1,727台

改善措置としては、全車両、コンビネーションメータの後席シートベルト警報制御プログラムを対策仕様に修正するリコール作業を実施するとのことです。

最悪の場合ロアアームが破断して走行が不安定になる恐れアリ

最後はトヨタ新型RAV4の1車種・全3,409台にリコール。

リコール内容としては、前輪緩衝装置において材料製造工程が不適切なため、ロアアームに亀裂が入っているものがあるとのこと。

そのため、そのまま使用を続けると亀裂が進展し、最悪の場合、ロアアームが破断して走行安定性を損なうおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は発生しておらず、社内からの情報により明かになっているそうです。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[RAV4]
・6BA-MXAA52/M X AA5 2 – 2 0 01 3 6 4~M X AA 5 2 – 2 0 01 3 9 2/令和元年 9月26日~令和元年10月17日/29台

・6BA-MXAA52/M X AA5 2 – 4 0 02 5 0 3~M X AA 5 2 – 4 0 02 5 9 5/令和元年 9月25日~令和元年10月17日/92台

・6BA-MXAA52/M X AA5 2 – 5 0 02 6 7 8~M X AA 5 2 – 5 0 02 8 1 7/令和元年 9月25日~令和元年10月26日/110台

・6BA-MXAA54/M X AA5 4 – 2 0 11 8 0 4~M X AA 5 4 – 2 0 12 8 9 0/令和元年 9月25日~令和元年10月17日/1,071台

・6BA-MXAA54/M X AA5 4 – 4 0 09 9 2 5~M X AA 5 4 – 4 0 10 5 6 2/令和元年 9月25日~令和元年10月23日/624台

・6BA-MXAA54/M X AA5 4 – 5 0 04 2 5 2~M X AA 5 4 – 5 0 04 6 0 3/令和元年 9月25日~令和元年10月26日/271台

・6AA-AXAH52/A X AH5 2 – 2 0 01 5 9 6~A X AH 5 2 – 2 0 01 6 7 1/令和元年 9月25日~令和元年10月17日/76台

・6AA-AXAH52/A X AH5 2 – 4 0 02 2 9 9~A X AH 5 2 – 4 0 02 4 1 1/令和元年 9月25日~令和元年10月18日/112台

・6AA-AXAH54/A X AH5 4 – 2 0 05 5 7 3~A X AH 5 4 – 2 0 06 0 2 9/令和元年 9月25日~令和元年10月17日/449台

・6AA-AXAH54/A X AH5 4 – 4 0 09 7 6 7~A X AH 5 4 – 4 0 10 3 4 2/令和元年 9月25日~令和元年10月23日/575台

改善措置としては、全車両、ロアアームを良品と交換するリコール作業を実施するとのことです。

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Reference:国土交通省①国土交通省②国土交通省③国土交通省④