ホンダは今後、新型フリード／フィット4に設定されるクロスター(CROSSTAR)を他のモデルにも拡大へ。噂の新型N-BOXにも採用か？
新型フリード／フィット4共にクロスターグレードを追加したのは正解だった
アウディA1シティーカーバーや、フォード・フィエスタ／フォーカス、更には韓国の自動車メーカー起亜・クロスシードのように、従来ハッチバックモデルからリフトアップしたSUVテイストモデルが人気となっていますが、ホンダも最近、新型フィット4／フリードをベースにクロスター(CROSSTAR)と呼ばれるSUVテイストの専用グレードをラインナップしています。
ホンダは今後、こうしたクロスターグレードを他のモデルにも展開する予定とのことで、更なる選択の幅を広げ、顧客の要望に合ったモデルを展開していくそうです。
クロスター化は軽自動車モデルにも派生する可能性も
新型フィット4のプロジェクトマネージャーである田中武樹 氏も、自動車ニュースサイトAutocarとのインタビューにて、「フィットは幅広い年齢層の方々に愛されている。高度なテクノロジーとアクティブなライフスタイルに関心のある顧客にもアピールしていくためには、クロスターは絶対的に必要なグレードだった」と説明。
恐らくではありますが、既にクロスオーバーモデルとして販売されているヴェゼル／CR-V、そしてミニバンタイプのステップワゴンなどは別として、軽自動車モデルのN-WGN／N-BOX／N-ONEといった主要モデルも対象に、今後クロスターグレードがラインナップされる可能性も十分に考えられそうです。
N-BOXのクロスター化は以前から某メディアにて噂されていた
特にN-BOXについては、以前からも自動車情報誌ベストカーが報道していた通り、2020年秋予定のビッグマイナーチェンジのタイミングにおいて、N-BOX／N-BOX Customのそれぞれにクロスターを設定することで、軽ハイトワゴンにSUVテイストを盛り込んだ新ジャンルの一台が提供されることが期待されています。
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https://creative311.com/?p=89038クロスターのグレードが追加される以外にも、既に新型N-WGNにて設定されている「テレスコピック＆チルトステアリング」や「運転席ハイトアジャスタ―」、「電子制御パーキングブレーキ」、「オートブレーキホールド機能」、「パーキングセンサーシステム」も全車標準装備になる可能性が高いとのことで、更に商品力を高めて販売台数を増やしていくのではないかと予想されます。
SUVモデルやSUVテイストの出し過ぎで依存する恐れも…
日本に限らずではありますが、最近の自動車業界はどこもSUVばかりを販売するようになり、ホンダもようやくその波に乗っかろうとしている感じではあるものの、少しずつマンネリ化しているのは確か。
SUVは確かに実用性は高いですし、コンパクトなSUVでも十分荷室を詰めるだけのスペースが確保されていますから今後も更に伸びるとは思いますが、反対に「SUVを出さない売れない」という依存体質だけは作ってほしくなく、セダンやクーペといった別のモデルも積極的にアピールしていなかないとバランスの悪い販売になってしまいますからね…こういったところは自動車メーカーの難しいところでもあるんじゃないかな？と思ったりはします(今であればホンダはN-BOXしか売れていないというイメージが強い)。
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