これは凄い…タイにてトヨタ新型アルファード顔に移植したスズキAPVが登場。カスタムカーとしてだけでなく、ビジネスカーとしてフル活用中
タイのアルファード愛はとにかく凄い
以前、トヨタ・アルファード(Toyota New ALPHARD)30系前期仕様のフロントマスクを移植したスズキのセミキャブオーバー型ミニバンAPVが大きな話題を呼びましたが、何と今回は30系後期仕様のフロントマスクへと移植されたAPVがタイ市場にて登場。
もはやAPVの面影などどこにもない新型アルファードルックのカスタムモデルですが、よ~く見てみるとフロントエンブレムだけはしっかりと”Suzuki”が残されているのがユニーク。
なお、このカスタムモデルは単なるタイのアフターパーツメーカーがカスタムだけしたデモカーではなく、実際に運送関係にて使用されているビジネスカーの一つ。
プロモーションも含めてアフターパーツの搬送用に重宝される一台だそうですが、まさかぱっと見で中身がスズキAPVだとは誰も予想できないと思いますし、ここまでナチュラルにダイナミックなオラオラ系フロントグリルを移植できたなぁと感心するばかり。
細かく見ていくと、フロントインテーク周りやフロント・リヤフェンダーパーツはカスタムモデルらしいワイドな印象を受けますね。
今回ベースとなったスズキAPVってどんなクルマなの?
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ちなみに今回ベースとなっているスズキAPVと呼ばれる個体ですが、日本市場では販売しておらず、海外市場専売の商用ミニバン(MPV)タイプとして活躍する一台。
イメージ的には、スズキ・エブリィ(Every)/ランディ(Landy)の一回り大きいモデルと考えた方が良いかもしれませんね。
現在は東南アジアやオセアニア、中近東、アフリカ、中南米などでも広く使用されている世界戦略車だそうで、トヨタ・ハイエース(Hiace)のような存在。
なおエンジンは排気量1.5L/1.6L 直列4気筒エンジンをラインナップし、後席用ドアはスライド式ではなく、従来通りの横開き式を採用しています。
レクサス仕様にカスタムされたヴェルファイアも登場!
ちなみにこちらも、同じタイのアフターパーツメーカーによってカスタムされたトヨタ・ヴェルファイア(VELLFIRE)専用ボディキットですが、フロントエンドはレクサスのスピンドルグリルを採用し、更にグリルパターンはL字を幾重にも重ねたLM仕様に仕上げられていますね。
なおこちらのカスタムモデルは、タイ市場では「まとまりがない!」「下品すぎる!」「せっかくのヴェルファイアが勿体ない!」と、そこまで評判は良くないそうです。