BMW5シリーズ/7シリーズやメルセデスベンツGクラス、シトロエンC3にリコール!ドアがロックされず、後席の乗員が車外に出て負傷する恐れなど

テールランプの不具合によりウィンカーやバックランプが点灯しない恐れアリ

続いてはシトロエンの主要モデルとなるC3の1車種・計1,206台にリコール。

リコール内容としては、テールゲートラバーストップにおいて防水性評価が不十分なため、取付部からテールランプ内に水が浸入することがあるとのこと。

そのため、電気回路がショートして、方向指示器及び後退灯が点灯しなくなるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故は発生していないものの、既に8件もの不具合が発生しており、市場からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[C3]
・ABA-B6HN01/VF7SXHNZTHT503607~VF7SXHNZTHT701425/平成29年2月23日~平成29年12月23日/1,206台

改善対策としては、全車両、テールゲートラバーストップを新品に交換しシール剤を塗布するとのことですが、テールランプ内に水が浸入した痕跡がある場合は、テールランプを新品に交換するリコール作業を実施するとのことです。


最悪の場合、ドアがロックされておらずに乗員が車外へと放り出される恐れも

最後はメルセデスベンツGクラス/AMG G63などの3車種・計3,950台にリコール。

リコール内容としては、後席左右のドアのチャイルドセーフティロックにおいて、当該機構の所在を示すマークの打刻位置が不適切なため、操作レバーのロック状態を示しているものと使用者が誤認することがあるとのこと。

そのため、ロック状態にしたつもりがロックされておらず、車内からドアが開けられて、最悪の場合、後席の乗員が車外に出て負傷するおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は発生しておらず、ドイツ本社からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[G350d]
・3DA-463349/WDB4633492X314673~WDB4633492X334045/平成31 年 3 月 21 日~令和元年 12 月 17 日/1,145台(右ハンドル仕様)

[G550]
・ABA-463260/WDB4632601X297563~WDB4632601X332262/平成30 年 8 月 6 日~令和元年 9 月 21 日/550台(左ハンドル)

・3BA-463260/WDB4632601X333686/令和元年 11 月 9 日/1台(左ハンドル)

[AMG G63]
・ABA-463276/WDB4632761X298697~WDB4632761X334042/平成30 年 8 月 6 日~令和元年 11 月 11 日/1,625台(左ハンドル)

・ABA-463276/WDB4632762X290588~WDB4632762X333980/平成30 年 4 月 21 日~令和元年 12 月 2 日/629台(右ハンドル)

改善措置としては、全車両、正しいロック状態を示すラベルを打刻の上に貼り付けるリコール作業を実施するとのことです。

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Reference:国土交通省①国土交通省②国土交通省③