ランボルギーニが世界限定10台のみとなるアヴェンタドールSVJロードスター”Xago Edition”発表!より自由な発想と新たな”特注”の概念を生み出した一台

アヴェンタドールSVJロードスター”Xago Edition”は、ランボルギーニのスペシャリストがカラーを提案することも

このモデルは、7月よりクライアントがディーラー経由にて約2時間の初期コンサルテーションを事前予約することが可能で、ショールームもしくは別の場所を利用して自分好みのカラーを選定することが可能な、新たな概念を生み出しています(昨今の諸事情により、直接的な商談も厳しくなっているのもも理由の一つだと思う…)。

正直、スーパーカー/ハイパーカークラスのモデルになってくると、ボディカラーだけでなくシートカラーやカラードステッチ、素材等全てオーナーの好みによって作られるため、これを実現するための時間はもちろんのこと、実際にディーラーに訪れて打ち合わせするだけでとんでもない時間が持っていかれるので、こうした無駄な時間を少しでも無くすため、そして余計な濃厚接触を防ぐための目的も含めて、ビデオチャットなどを活用して「ライブ商談」的な感じで話を進めていくのだと思われます。


カラーが多すぎて選べない…そういったときにはテーマがあればおススメの一台を選定してくれる?

あとは、ランボルギーニの販売スペシャリストによる提案(レンダリング/マテリアルサンプル)をクライアントに見せることで、いくつかのパターンに絞るという考え方もあるそうなので、過激なデザインから落ち着いたデザイン等、様々なテーマをランボルギーニのスペシャリストが生み出してくれるのも非常に嬉しいポイントではないかと思います。

ところで”Xago”の由来って何なの?

なお、今回発表されているXago Editionは、土星の北極にある六角形の雲の形と、「自然界での六角形の強さ」からインスピレーションを受けているとして、ヘキサゴン(he”Xago”nita)をテーマにしているそうですが、実際にそのデザインがドアサイドパネルやシートにも採用されているため、かなり複雑で特別感のある一台だと思われます。

ただ、こうした複雑且つ規則的なパターンデザインを制作するのに内外装併せて200時間もかかるとのことから、相当なコストもかかっているので、もしかするとアヴェンタドールSVJ63よりも高額なモデルとなる可能性が高そうです。

基本的なスペックはアヴェンタドールSVJロードスターと同じ

基本的なパワートレインは、SVJと同じ排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力770ps/最大トルク720Nmを発揮。

直線性のパフォーマンスも特に変わらずとなる0-100km/hの加速時間2.9秒、最高時速は350km/h以上となっています。

なおこのモデルに関しては、既に10名の優良顧客に声がかかっているため完売。

日本市場にも導入されるかは不明ですが、私の知る限りでは1名のランボルギーニオーナー様に声がかかっており、そのオーナー様が購入されるのであれば、いずれ日本でも見ることができるかもしれません。

☆★☆アヴェンタドールSVJ関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:CARSCOOPS