フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ハリアーで海道を走ってきた!40度の炎天下でのエアコン&ベンチレーションは快適、そしてやっぱり縦揺れの酷さが目立つ件
新型ハリアーのシートベンチレーションやエアコンの効き目に一切不満は無し!但し…?
もちろん、エアコンの効き目は十分全体に行きわたっていますし、まだまだ温度を下げることだってできる程の余裕もあるので、こうした機能については一切の不満は無し。
ただ、助手席や後席に子供が座っていると、オートエアコンだとあまりにも融通が効かなかったりしますし、定期的に風量や温度をタッチ操作しなければならないので、改めてタッチパネルの使い勝手の悪さが目立ってしまいます。
慣れれば特に問題は無いんでしょうけど、運転中での直感的な操作ができない(いちいちディスプレイやパネルに視線を切り替えて操作しなければならず、押した感覚が無いので本当にタッチできているのかもわかりにくい)のは、かなりのマイナス評価だと考えています。
新型ハリアーのマイルドな乗り心地は、色んな意味でクセがあって苦手
そして最後に最も気になっているのが新型ハリアーの足回りと乗り心地について。
これは前回のブログでもご紹介した通りなんですが、峠道や舗装されていない道を走行する際、とにかく新型ハリアーの縦方向の揺れが激しいので、同乗している人物だけでなく、運転している私自身も酔ってしまうほど。
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新型ハリアーは、スポーティなSUVとは異なってフワフワ且つマイルドな乗り心地なので、サスペンションのストローク量は長く感じますし、決してシャープな乗り心地ではありません。
特にこのフワフワした乗り心地は、当時のフラッグシップセダンのセルシオを想起させるものがありますが、スポーティな足回りに慣れている人からすると、新型ハリアーの足回りはかなり違和感があると思いますし、長距離運転をすればするほど、路面の凹凸に対するリニアなレスポンスがストレスに感じ、まるで船に乗っているような感覚になってしまいます。
これは同乗する人や運転する人の感覚で大きく変化するとは思いますが、乗り物酔いが激しい人にとっては、新型ハリアーで遠出する際は酔い止め薬を飲んでおくことをおススメしますし、峠道や凹凸のある路面でも満足度の高い走りを提供するかと言われるとそういったことは無く、もう少しショートストロークにしてカタメに設定しても良いのではないか?と勝手に思ったり。
全然参考にならないとは思うんですが、これがレクサスF SPORTのようなガッチリした足回りであれば、全く酔わないんだろうなぁと考えています。
私の新型ハリアーに関する納車後インプレッション/燃費/メンテナンス/維持費などのはコチラにてまとめております。