ホンダCBR250RRやメルセデスベンツAクラス/Gクラス/AMG GT Rなどにリコール。エンストや排ガス基準を超えるなどのトラブル
最悪の場合、エンストする恐れも
続いては、メルセデスベンツA180/A180セダン/A200dの3車種・計4,545台にリコール。
リコール内容としては、エアコンのエバポレータにおいて排水ホースの組付けが不適切なため、車室内に凝縮水が漏れ出すものがあるとのこと。
そのため床下が浸水して電気配線に腐食や短絡が発生し、最悪の場合、エアバッグが適切に作動しない、または、走行中にエンジンストールが発生するおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをしっかりとチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は発生しておらず、本国からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][A180]
・不明/WDD1770842J046980~WDD1770842J047894/平成30 年 11 月 7 日~平成30 年 11 月 8 日/4台(右ハンドル)・5BA-177084M/WDD1770842J014434~WDD1770842J058140/平成30 年 10 月 2 日~平成31 年 3 月 22 日/521台(右ハンドル)
・5BA-177084/WDD1770842J014441~WDD1770842J072978/平成30 年 10 月 2 日~令和元年 5 月 6 日/4,016台(右ハンドル)
[A180セダン]
・5BA-177184/WDD1771842W003921/令和元年 5 月 20 日/1台(右ハンドル)[A200]
・3DA-177012/WDD1770122J040432~WDD1770122J040468/平成31 年 3 月 15 日~令和元年 5 月 18 日/3台(右ハンドル)
改善措置としては、全車両、排水ホースの組付け状態を点検し、正しく装着されていない場合は組付けを修正するとのこと。
なお、凝縮水の漏れによって部品に損傷等が発生している場合は、該当する部品を新品
に交換するリコール作業を実施するとのことです。
ECUの仕様により、排ガスが基準値を超える恐れも
最後はメルセデスベンツの大排気量モデルG550/AMG GTシリーズの4車種・計128台にリコール。
リコール内容としては、エンジンコントロールユニットの制御プログラムにおいて、車両へ搭載する仕様の管理が不適切なため、正規と異なる仕様のプログラムを搭載しているとのこと。
そのため、冷間時に行うアイドルアップ制御が正しく作動せず、最悪の場合、排出ガスが基準値を超えるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをしっかりとチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は発生しておらず、本国からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][G550]
・ABA-463234/WDB4632341X244037~WDB4632341X290923/平成27 年 11 月 18 日~平成30 年 2 月 27 日/21台(左ハンドル)[AMG GT]
・CBA-190377/WDD1903771A004159~WDD1903771A012527/平成27 年 8 月 25 日~平成29 年 1 月 25 日/14台(左ハンドル)・CBA-190377/WDD1903772A003833~WDD1903772A012356/平成27 年 8 月 25 日~平成29 年 1 月 23 日/10台(右ハンドル)
[GT S]
・CBA-190378/WDD1903781A000173~WDD1903781A012621/平成26 年 10 月 22 日~平成29 年 2 月 22 日/64台(左ハンドル)・CBA-190378/WDD1903782A002962~WDD1903782A012758/平成27 年 7 月 10 日~平成29 年 2 月 10 日 /18台(右ハンドル)
[GT R]
・ABA-190379/WDD1903791A012183/平成29 年 7 月 21 日/1台(左ハンドル)
改善措置としては、全車両、エンジンコントロールユニットの制御プログラムを正規のプログラムに書き換えるリコール作業を実施するとのことです。