アストンマーティンCEOが大量生産する自動車メーカに警告「大量生産など無駄だ!」

イギリスの自動車メーカであるアストンマーティンCEOのアンディ・パーマー氏が、電気自動車や自家用車がますます普及するにつれて、主流となる自動車メーカに対して「世界に、同じような車を大量生産なんかするな。そんなもの必要ない」と警告しており、自動車の商品化(量産)するリスクを感じており、数多くのメーカがどんどん差別化を図らなければ絶滅する恐れがあると説明しています。

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アンディ・パーマー氏は、業界のアウトソーシングでもあるオートモーティブ・ニュース・ヨーロッパとの対談にて「私たちは、伝統的な自動車業界の終わりの始まりを見ている。長い期間、ビジネスモデルが高まっている中で、モノを安く売ることが主流となっている」とコメントし、更には「無駄な大量生産が企業を継続できなくなると考えており、何千億もの設備投資に加え、車両価格を値引きすることはその車の価値を下げることになる。欧州には75を超える自動車メーカが存在しているが、航空機メーカは僅か4社しかない」と苦言を呈しています(航空機メーカと自動車メーカは需要が異なるため、一緒にするのは正直疑問)。

アストンマーティンは、昨年に過去最高の売上高を記録し、5,117台(前年比+58%)の販売台数を記録した、今ノリにノッている注目の中小企業でもあります。
それだけ、アストンマーティンの掲げる企業方針に対して大きな魅力と自信をもっているのがアンディ・パーマー氏だと思いますが、残念なことに、大量生産しなければ開発費用や設備投資をペイできないことも昔からの問題となっていますし、少量生産でありながらも、1台当たりの単価が数億円の価値を持つパガーニのようなメーカであれば、アストンマーティンの考えは当てはまると思います。

つまりは、その自動車の用途をどのようにして考えるかによって車の価値は決まってくると思いますし、普段乗りや長距離、信頼性に長けた国産自動車メーカであれば、市場のニーズに合致しているのも事実。
一方で、週末乗りや遊びの車として受注生産ないしは少量生産モデルを購入することも、特定の市場には合致しているので、一概に大量生産する自動車メーカが潰れる恐れがあるというのは、ちょっと違うんじゃないかな?と思ったりもします。

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Reference:motor1.com

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