マセラティが迷走?MC20のマイチェン版となる新型MCPuraを発表→ほぼ変化無しの限定モデル。ランザンテがマクラーレンF1 GTRオマージュの「95-59」を発表
グッドウッドにて、マセラティとランザンテから特別なスーパーカーを世界公開!
2025年7月10日より開催のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにて、マセラティMC20をベースにしたマイナーチェンジ版・新型MCPuraと、イギリスを拠点とする自動車エンジニアリングのランザンテが、マクラーレン750Sをベースにした特注モデルの新型95-59を世界初公開しました。
上の画像の上部がマセラティ新型MCPuraで、下部がランザンテ95-59。
何れも個性的なスーパーカー/スポーツカーとなりますが、各車の特徴などをチェックしていきましょう。
MCPuraに変更された理由や意味は?
まずは、イタリアの自動車メーカーでお馴染みとなるマセラティより発表されたMCPura(海外カーメディアmotor1.comより引用)。
2020年に復活したフラッグシップモデルMC20のマイチェンモデルですが、今回マイチェン及び名称が変更された理由としては、販売及び需要低下による影響だと予想されます。
車名に用いられる「MC」は、同ブランドのレーシングプログラムであるマセラティ・コルセの略称であり、「Pura」はイタリア語で「純粋な(Pure)」を意味。
このモデルは、フェラーリ296GTBやランボルギーニ・テメラリオ、マクラーレン・アルトゥーラといったスーパーカーメーカーのエントリーミドシップモデルがライバルになるとのことですが、MCPuraにはハイブリッドシステムが備わっていないため、直接的なライバルになるわけでは無さそう。
メカニカル面においては、MC20と大きく変更はなく、細部のデザインにおいて僅かな変更がある位でしょうか。
改良・変更ポイントは小規模なので違いはわかりづらい
具体的には、フロントバンパーや調整された空力パーツ(ダラーラ社とパートナーを組むことで改良)、新しいボディカラー、そしてインテリアはアルカンターラ素材が追加されたのみで、ビッグマイナーレベルの変更ではなさそうですね。
プラットフォームは、カーボンファイバー製バスタブシャシーがベースとなり、排気量3.0L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載することで、最高出力630ps/7,500rpm、最大トルク730Nm/3,000rpm~5,500rpmを発揮、トランスミッションは、シボレー・コルベットにも採用されているTREMEC製8速DCTが搭載。
他のグレードにおいては、クーペだけでなくコンバーチブルタイプのMCPura Cielo(チェロ)もラインナップされています。
インテリアの変更は特に無し
インテリアも見ていきましょう。
先ほどもお伝えした通り、アルカンターラ素材が追加される位で、コックピット周りが大きく変更されることは無し。
ただ、ハイパフォーマンスモデルのGT2ストラダーレと同じカーボンファイバー製ステアリングホイール(シフトLED付き)が準備されるそうで、一気にレーシーな雰囲気を演出しています。
続いて生産台数ですが、2026年モデルに関してはアメリカ市場向けが僅か120台、カナダ市場向けが僅か10台のみの生産で、MC20に比べると僅か3分の1台しか生産されないとのこと。
これも需要を考慮しての台数だと思いますが、日本市場向けに関する情報が無いのは残念です。