【まさかの旧型】日産の新型ローグPHEV (T33エクストレイル)が世界初公開!「ビッグマイチェン前の三菱アウトランダーPHEV」にVモーショングリルを強引に採用した異例のOEM車
単なるリバッジモデルではなく、フロントグリルも日産らしさが増したようだ
2025年後半頃に発表、2026年に発売を計画していた、日産の新型ローグ・プラグインハイブリッド (Nissan New Rogue PHEV、日本名:エクストレイル)。
本モデルは、アメリカ市場向けとしてラインナップされることが決定していて、従来のローグをベースにしたPHEVモデルではなく、三菱アウトランダーPHEV (Mitsubishi New Outlander PHEV)をベースにしたリバッジ/OEMモデルとなります。
そんな新型ローグ PHEVが、2025年11月17日に日産USA公式ニュースリリースを通して世界初公開されました。
三菱のダイナミックシールドグリルだけでなく、日産のVモーショングリルもさりげなく採用
こちらが今回、日産USA公式ニュースリリースより公開された新型ローグPHEV。
フロントマスクを見ての通り、三菱アウトランダーPHEVをベースにしたリバッジ/OEMモデルであることがわかるものの、よ~く見てみるとフロントエンドのエンブレムは”NISSAN”に変更され、フロントグリルも日産独自のVモーショングリルを採用しているのが確認できますね。
真正面から見てみるとこんな感じ。
モデルサイクルの終盤にさしかかったアウトランダーPHEVをベースに、日産ローグPHEVとして販売することは異例中の異例といえますが、それだけ需要が高いモデルと考えるべきなのか…
しかもT34型の新型ローグ/エクストレイルがベースになるのではなく、アウトランダーPHEVをベースにすることで、(アメリカで発売されて5年が経過している)T33ローグの名前にして販売することになりますから、少し混乱するようなラインナップになりそう(そもそも長期間販売されるのかも不明)。
えっ、ビッグマインチェン前のアウトランダーPHEVがベースなの?
リアデザインはこんな感じ。
ちょっと意外だったのは、フロントエンドには”NISSAN”のエンブレムが採用されているにも関わらず、リアエンドにはエンブレムが採用されず”NISSAN”のレタリングバッジのみが採用されていること。
そして、リアテールランプを確認してもお分かりの通り、リアウィンカーはLEDではなく豆球であることから、ビッグマイナーチェンジ後のアウトランダーPHEVがベースではない可能性が高そうですね(ビッグマイチェン後のアウトランダーPHEVは、リアウィンカーがLEDに変更されている)。
新型ローグPHEVは2グレード構成で、シートレイアウトは3列7人乗りのみ
別の角度から見てみるとこんな感じ。
リアテールゲートの左下には、”ROGUE”と”PLUG IN HYBRID”のネームバッジに加え、右下には”PLATINUM”のグレードバッジが貼付されています。
日産公式ニュースリリースによると、グレード構成としては「SL」と「PLATINUM」の2種類のみがラインナップされるとのことで、何れも3列7人乗り[4WD]のみのラインナップとなるそうです。
こちらはフロントウィンカー点灯時。
基本的にアウトランダーPHEVからのヘッドライト意匠の変更はないものの、やはり見慣れたダイナミックシールドグリルにVモーショングリルが加わると一気に違和感が感じられます。
あとは、フロントロアのスキッドプレートがグロスブラックに変更されて、一気にスポーティさが増しているのはユニーク。
パワートレインとスペックを見ると、やはりビッグマイチェン前のアウトランダーPHEVがベースになっているようだ
続いてパワートレインを見ていきましょう。
ベースとなるのはアウトランダーPHEVなので、排気量2.4L 直列4気筒自然吸気エンジン+電気モーター+リチウムイオンバッテリー(20kWh)を組合わせることで、システム総出力248hp/システムトルク450Nmを発揮。
基本的なスペックは、ビッグマイナーチェンジ前のアウトランダーPHEVと変わらず、バッテリーのみでの航続可能距離は約60kmと少な目。
レベル2の家庭用充電器を使用したフル充電には7時間半かかり、ガソリンタンクを追加すると総走行距離は約640kmとなりますが、改めて「なぜビッグマイチェン後のバッテリー容量が拡大されたアウトランダーPHEVをベースにしなかったのだろう…」と疑問に思うところ。
何と言いますか…現行アウトランダーPHEVのスペックを知っている身からすると、今回のローグPHEVは、あまり魅力的には感じられないのですが、日産と三菱特有の「何か特別な理由」があるのかもしれません。