【飛ばし記事?】トヨタ次期ハリアーは1.5Lターボ搭載で400万円から?大手メディアの予想に疑問。現行受注停止の裏で進む「2026年一部改良」の真実を追う
現行ハリアー受注停止のタイミングで、次期ハリアーに関する謎記事が公開
2026年1月始まって早々に受注停止となった、トヨタの主力DセグメントSUVとなる現行ハリアー (Toyota New Harrier, 80系)。
2026年夏頃に一部改良の情報が出ていますが、現時点では具体的な改良・変更内容は明らかになっていないものの、いわゆる型式が変更されるようなフルモデルチェンジではないとのこと。
これまでのトヨタの動向から、改良・変更されるであろうポイントを「予想」という形で公開させていただきましたが、一方大手カーメディアが2026年2月1日時点で、「次期ハリアーが登場」することを示唆する記事を公開しています。
具体的な時期を公開していないことから、おそらく「飛ばし記事」である可能性が高い
早速、大手カーメディアcarview!さんが掲載している次期ハリアーに関する記事の中身を見ていきましょう。
該当記事の中身を見ていくと、次期ハリアーの特徴は以下の通りとなっていますが、具体的なデビュー時期などが一切記載されていないことから、おそらくはアクセス集めのための「飛ばし記事(※)」である可能性が高そう。
※飛ばし記事・・・新聞や雑誌などのメディアが、裏付け取材(事実確認)を十分に行わず、不確かな情報や記者の憶測に基づいて掲載した不正確な記事のこと
■エントリーグレードに新開発となる排気量1.5L 直列4気筒ターボエンジンがラインナップされる
・新開発1.5Lターボエンジンは、従来の排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジンと比較して体積が20%縮小され、全高は15%低減する■パワートレインは、ガソリンターボだけでなく、新型RAV4と同じ排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+新世代ハイブリッドシステム(HEV)と、プラグインハイブリッド(PHEV)も設定
■ハリアーとしては初のBEVも設定される可能性アリ?
■次期ハリアーのフロントマスクは、新世代デザイン言語のハンマーヘッドが濃厚で、カローラクロスやクラウンエステート、新型RAV4のようにボディ同色グリルが採用される可能性が高い
■プラットフォームは進化型TNGA-Kである可能性が高い
■インテリアには、新型RAV4と同じ次世代プラットフォームのアリーン (Arene)を採用
■ディスプレイオーディオは12.3インチ → 12.9インチへと拡大か
■メーターデザインは12.3インチのフル液晶を継続しつつ、デザインレイアウトは新型RAV4と同じ
■価格帯は以下の通り
・ガソリンターボで400万円~
・ハイブリッド(HEV)で470万円~
・プラグインハイブリッド(PHEV)で650万円~
以上の通りとなります。
なお、これらの情報は確定事項ではなく、あくまでもcarview!さんの予想事項になるため、上記とは全く異なる仕様になることも考えられるので注意。
次期ハリアーにガソリンモデルもしくはガソリンターボは設定されるのだろうか?
加えて、今回のcarview!さんにて掲載された予想のなかで、「この情報は考えにくいのではないか?」と考えるのがガソリンターボの設定。
昨今のトヨタのラインナップモデルのグレード整理を見ていくと、特に台数が多く出るようなカローラシリーズや新型RAV4は、ガソリンモデルを廃止にしてハイブリッド(HEV)モデルに集約しています。
この流れを見ると、ハリアーもフルモデルチェンジのタイミングで、確実に売れ筋モデルになるでしょうし、それこそ現行80系からの買い替え需要も増えることが予想されます。
少しでも環境法規制や排ガス規制を考慮するとなれば、ガソリンターボは設定せず、ハイブリッド(HEV)モデルとプラグインハイブリッド(PHEV)モデルに集約するのでは?と個人的に推測。
これもあくまで推測なので、何とも言えないところではあるものの、それ以外の要素に関しては新型RAV4と共通する装備内容になりそうなところ。
トヨタが2027年に導入予定の、新開発1.5L&2.0Lの直4エンジンについておさらい
なお参考までにですが、トヨタが2027年に導入予定としている新開発の1.5L&2.0Lの直列4気筒エンジンですが、こちらは電動化を前提とした⼩型・⾼効率・⾼出⼒を目指すエンジンユニット。
特に1.5Lエンジンは、自然吸気とターボチャージャーを備える2種類のエンジンがラインナップされる予定で、前者の自然吸気エンジンだと、既存の直列3気筒エンジンに比べて体積・全高それぞれにおいて10%低減を実現しています。
更に、燃焼技術を改善して出力を維持し、小型化によってボンネットを低く抑えて空気抵抗を減らすことで、セダンクラスでは12%もの燃費改善が見込まれるそうです。
一方の、今回の飛ばし記事で話題となった1.5Lターボエンジンは、重量物をけん引するような車両に使われる排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジンの領域もカバーし、30%ほど出力を抑えなければならないレベルの規制に出力を落とさず対応していて、且つ体積は20%、全⾼は15%低減可能となっています。