大阪万博2025に展示されている「赤いスーパーカー」って何?実はエンツォフェラーリ等をデザインしてきたKen Okuyama(奥山清行) 氏の作品だった
皆知ってるKen Okuyama氏。スーパーカー以外にもデザインを任されてるって知ってた?
日本の工業デザイナーでありカーデザイナーとして世界的に有名なKen Okuyamaこと奥山清行 氏。
イタリア・ピニンファリーナ社のデザインディレクターとして活躍し、今現在はKEN OKUYAMA DESIGNのCEOを務める人気デザイナーですが、彼がデザインした有名なスーパースポーツカーといえばエンツォフェラーリです。
そんなKen Okuyama氏がデザイン・開発したスーパーカーのなかで、2025年9月6日より展示されている大阪万博2025にて、同氏が手掛けた赤いスーパーカーこと「Kode 57 Berlinetta」が特別に展示されています。
様々なスーパーカーを手掛けてきたKen Okuyama氏ですが、エンツォフェラーリのデザインの裏側はじめ、他にも様々なモノをデザインしてきたことをご存じでしょうか。
エンツォフェラーリは僅か15分で完成した即興デザイン
エンツォフェラーリは、奥山 氏にとって出世作ともいえる代表的モデルですが、実はこのデザインが仕上げられたのはたったの15分と言われています。
フェラーリ会長より依頼を受けた次期スペチアーレモデルのデザインのため、約2年という期間を設けられましたが、いざ当日のプレゼンの時、フェラーリ会長より「斬新さが全く無いじゃないか!もう良いわい!」とプロジェクトのキャンセルをされたそう。
それに焦った奥山 氏は、懸命に追いすがり、事前に準備されていたサンドイッチで引きとめた約15分の中で必死に描いたデザインが、今の「エンツォ・フェラーリ」でした。
それからというもの、フェラーリモデルを任された奥山 氏は599GTBフィオラノ/カリフォルニア以外にも、マセラティ・クアトロポルテやシボレー・カマロ (4代目)をデザイン。
更には、和製スーパーカーとなるフェラーリ599GTBフィオラノをベースとしたV12モデル・Kode57と、ランボルギーニ・アヴェンタドールをベースとしたV12モデル・Kode0もデザインし世界に発信していきました。
スーパーカー以外にも鉄道車両もデザインしていた!
そんなスーパーカーを多数デザインしてきた奥山 氏ですが、実はこうしたスーパーカー以外にも鉄道車両もデザインしていたことを御存じでしょうか?
例えばこちらのJR東日本の直流一般型電車となるE235系電車も奥山 氏がデザイン。
先ほどのE235の次期モデルとなる先進性を持たせたE353系電車。
何ともクールな東武500系電車。
東武鉄道の特急形車両で製造元は川崎重工業となっています。
その他にも、「新幹線E6系電車/E7系・W7系/JR東日本ジョイフルトレイン(Tohoku Emotion/SL銀河/リゾートしらかみ)/東京メトロ16000系/長崎ロープウェイ/efSET/神戸新交通3000形電車」等幅広いデザインを担当していました。
ヤンマーのトラクターもKen Okuyama氏デザイン
その他にも、農業機械・トラクターとなるヤンマーYT01/YT2/YT3/YT4/YT5/YH4、更にはソファやテーブル、電子レンジ、食器洗浄機、ズボンプレッサー、アイロンといった家具や家電等も手掛ける幅広過ぎる?!デザイナーでもありますね。