ホンダ初のピュアEVクロスオーバー・新型e:Conceptのリヤテールランプはセンター直結式!そしてアストンマーティンと同じ「スワンウィングドア」を採用
新型e:Conceptのリヤデザインはかなり珍しいセンター直結式を採用!
そしてこちらが最も気になっていたリヤデザイン。
リーク画像にもあった通り、フロントヘッドライトと同じ三眼テール+センター直結式を採用したグローバルデザインで、この辺りは近年の欧州車(特にポルシェやアウディ辺り)のトレンドにもなっていますし、おそらくは中国ユーザーの好みにマッチするように採用しているのだと予想されます。
この角度から見るとフェンダーモールやルーフスポイラーはグロスブラックにペイントされ、クロスオーバーモデルといえども高級感はしっかり加味している辺り結構抜け目ないですね。
あとはサイドミラーレスなので、恐らくは新型Honda eと同じサイドカメラを搭載するものと予想されます。
思った以上にエッジの効いたクーペSUVだった
サイドのスタイリングはこんな感じ。
実車で見ると、かなり伸びやかなクーペクロスオーバーでとにかくスポーティ。
しかも2ドアタイプなのでフロントドアもかなりロングですから、もしかすると現行ヴェゼルよりも全長は長いかもしれません。
そしてサイドから見た時のフロントヘッドライトとリヤテールデザイン…全くホンダに見えないですし、リヤテールのデザインがもろにトヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)ですね。
ちなみに新型ハリアーのサイドはこんな感じ。
ボディスタイルも含めて結構似てますね。
ドア開閉はアストンマーティンと同じスワンウィングドア
そしてこちらが、まだどこも公開していないであろう新型Honda SUV e:Conceptのインテリアデザイン。
ステアリングは真円ではなく長方形タイプで、ナビゲーションディスプレイや運転席のメーター類は搭載されていないように見えますが、センター付近にタブレット型のディスプレイが搭載されているため、恐らく物理スイッチ系は全て排除されているでしょうね(テスラ並みにかなりシンプル)。
そして個人的に驚いたのは、ドアの開き方がシンプルな横開きではなく、アストンマーティンと同じスワンウィングドアを採用していること。
一見して普通の横開きのようにも見えますが、少し斜め上に開いていることがわかります。
これは、白鳥のように羽を広げていることで、乗降りできるスペースを確保するために生み出されたアストンマーティンの特許技術でもあります。
因みに、従来の横開きのドアは2~3段階にて開く構造となっていますが、アストンマーティンのスワンスウィング・ドアは無段階にて開くことが可能となるため、超絶便利なドアとなっています。
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こちらは助手席側から見たインテリア。
新型Honda eのようなダッシュボードいっぱいのワイドディスプレイではないんですね。
新型Honda SUV e:Conceptは、量産モデルようにEVプラットフォームを採用し、更にホンダコネクトシステム、オーバーエアアップデート(OTA)が導入される予定で、2021年に中国市場向けに販売予定となっているため、日本市場や欧州市場向けに販売された新型Honda eに続くピュアEV第二弾となりますが、恐らく価格帯も跳ね上がると予想されますし日本市場での市販化も期待したいところです。