フルモデルチェンジ版・スズキ新型ソリオ/ソリオ・バンディットは酷評だけじゃない!デザイン性や先代から引き継いだレイアウトもプラス評価になっているようだ

2020-11-23

引き続き新型ソリオ/ソリオ・バンディットのプラス評価をチェックしていこう

敢えて変わらないレイアウトにすることで、乗り換えの安心感を与えてくれる

続いてインテリアですが、これは新型ソリオ/バンディット共通で言えることなのですが、意外にもセンターメーターの継続を期待していた方も多いようで、しかもデジタル液晶も搭載されているので先進性が増していて魅力的とのこと。

この点も大きく賛否はあるものの、先代ソリオを乗り継いできたオーナーの意見としては「極力変わらないスタイルにすることで、そのままナチュラルに乗り換えることができる」という安心感もあるようです。


ぶっちゃけ電動パーキングブレーキは搭載しなくても良い…という意見も

あとは電動パーキングブレーキの非採用についてですが、これは結構マイナス評価が高かったものの、そういった先進的な装備に慣れていない方々も多く居らっしゃるため「今まで通りのフット式サイドブレーキでも十分」「無理して時代の変化に合わせなくても良い。スズキはそのままが十分だ」という意見もあり、この意見は確かにごもっとも。

電動パーキングブレーキを採用したホンダ新型N-WGN/N-WGN Customも、こうした新たな取り組みによって販売時期が大幅に遅れ、しかも販売開始してからトラブルが発生してすぐに販売中止・納期未定、そしてリコールととにかく負の連鎖が続いていたこともあったので、こういったトラブルを引き起こす可能性があるのであれば、スズキはそのままフット式のサイドブレーキを採用し続けるのも全く問題は無いと考えています。

ヘッドアップディスプレイがあれば、センターメーターレイアウトを変える必要性は無い

あとこれは上位グレードのみの標準装備となりますが、カラーヘッドアップディスプレイが搭載されるのもかなりのプラス評価だそうで、メーターがセンターにあることで速度情報などを首を動かして見なければいけなかったのが、今回のカラーヘッドアップディスプレイを搭載することで、その動作が無くなり、結果的にセンターメーターレイアウトを変更する必要もなくなった、と捉える人も。

これは確かにその通りで、開発費用を抑えられる部分は抑え、その分を先進装備へと活かすという考えは素晴らしく、レクサス新型ISでも搭載されていないようなヘッドアップディスプレイを採用してくるのは高く評価できるのではないかと思いますね(それが影響して新車価格は先代からほぼ据え置き)。

必要最低限のサイズアップで実用性を大幅アップ

あとはやはりボディサイズの拡大。

今回のフルモデルチェンジにより、ボディサイズは全長+80mm(バンディットは+70mm)/全幅+20mmに拡大し荷室も後席も広くなるのですが、全体的なボディサイズは全長3,780mm~3,790mm×全幅1,642mm×1,745mmと5ナンバーモデルは変わりなし。

しかも全幅に至っては、ギリギリ3ナンバーにならないようなサイズ感ではなく、しっかりと余裕を持たせることで、各家庭の駐車場やお店もしくは有料パーキング等の狭い駐車場にもしっかりと配慮しているので、この点もスズキは「時代の変化にとらわれず、しっかりと個性を出してきてる」ので流石だと思います。

【フルモデルチェンジ版・スズキ新型ソリオ/バンディットの簡易カタログ! Suzuki New Solio Bandit Catalog】

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