侮るなかれレクサス新型IS300 F SPORT Mode Black!その乗り心地は上質なコンフォートセダン…だけど軽やかさとコーナリングはスポーツセダンの二刀流
新型ISは静粛性もめちゃくちゃく高い
引続き新型IS300 F SPORT Mode Blackのインプレッションへ。
19インチのポテンザタイヤとて、先ほどの通りコツコツとした音もなければ、そこまでロードノイズが目立つこともない(多少はあるけど全く気にならないレベル)ですし、サイドウィンドウを閉じて音楽を聴いたりテレビを流していても、外の音が邪魔で車内の音が聞こえないといったことも全く無いのが嬉しいところ。
あとはトンネルに入った時の車内の静粛性も特筆すべきポイントで、風切り音や高周波、タイヤの転がる音、トンネルから反射してくる音も最小限に抑えられているため、音楽のボリュームも5~7ぐらいの小ささにしても普通に聞こえるぐらいなので、この点も高く評価すべきポイントだと思います。
雨の日などの後方視界ってどうなの?
そして個人的に納車前から懸念していた、ルームミラーから見た後方視界ですが、リヤワイパーが装備されていないため、雨の日のことを考えたらガラスコーティングは必須。
走行していれば水滴が簡単に逃げてくれるので、完全な死角にはならないものの、ルームミラーから見ても特に後方視界が絶望的に見えないといったことは無く、サイドミラーにはブラインドスポットモニター(BSM)が採用されているため、追い越しや車線変更時に視界の面で困ることも特に無し。
もう少し先進装備を付けても良かった?
ただこのクラスのモデルでデジタルインナーミラーやヘッドアップディスプレイが搭載されていないのはちょっと残念と思ったり(絶対に無いと困るというわけではない)。
特にデジタルインナーミラーは、一度使い慣れてしまうと結構便利で、リヤハッチガラスが曇っていたり、後席に誰かが乗っていても関係なく後方視界を見渡せるので、前に乗っていたトヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)では重宝していただけに、個人的にはこのモデルでも採用してほしかったなぁと思うぐらいでしょうか。
以上が新型IS300 F SPORT Mode Blackのインプレッションですが、恐らく細かなところを挙げだしたら色々出てくると思うんですけど、それぐらいでもしないと出てこないぐらい完成度は高め。
正直ここまで乗り心地や静粛性が進化しているとは思わず、運転しながら何回か「あれ?今IS乗ってるんだよね?」と再確認することも多かったので、それぐらい1ランクも2ランクも上がったモデルに進化していることは確かだと思います。
私の新型IS300 F SPORT Mode Blackに関する納車後インプレッション/燃費/メンテナンス/維持費などのはコチラにてまとめております。