【悲報】旭化成の代替えを請け負ったルネサスの半導体工場も火災発生。半導体の供給不足が更に深刻さを増すと思われ、日産の新型ノートやホンダ新型ヴェゼル/フィット4などにも大きな影響が出る?

2021-03-29

既に大幅減産している日産とホンダの主力モデルとは?

ちなみに日産が大幅減産しているモデルは、2021年12月23日に発売した主力モデルとなるフルモデルチェンジ版・新型ノートe-POWERで、こちらは既に月産15,000台→10,000台と5,000台規模の大幅減産となっているため、今回のルネサスの火災発生を受け、どれだけ影響が出てくるのか注目したい所。

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こうした問題により、2021年3月15日に発売された四輪駆動(4WD)モデルは、2021年3月中旬時点で既に納期が2021年8月以降となっていますし、3月24日から7月頃へと発表・発売が延期された新型ノート・オーラ(New Note Aura)にも影響がでるかもしれません。

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発売前から大人気の新型ヴェゼルも納期遅れの対象になる恐れも

またホンダに関しても、主力モデルとなる新型フィット4を筆頭に4,000台規模の大幅減産を発表していますが、新型N-BOX/N-WGN/N-ONEの納期も大幅に遅れているとの情報も入っていますし、もしかすると4月23日に発売されるフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼル(New Vezel)もその対象に含まれるかもしれません。

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特に新型ヴェゼルは、最上位グレードe:HEV PLaYの月産台数が少ないことや、パノラマルーフを標準装備することが納期遅れの原因になっているとのことで、2021年3月20日時点で納期は10月以降(半年以上)という回答に。

今回のルネサスの火災が原因で、こちらも大幅に納期がズレ込むといったことも十分に考えられるため、まずは日産やホンダがどのような回答を出されるのかには注目したいところです。

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なお火災が発生したルネサスについては、焼損した製造装置は火災が起きた建屋にある全製造装置の約2%の11台が対象で(その後の調査で17台に拡大したとして、火災による煤などの影響を受けたとのこと)、空調や水の供給などインフラ設備に被害が出ているとのこと。

おまけにクリーンルーム全体に灰やすすが広がった恐れもあるとのことから、1階だけでなく2階にある生産ラインへの影響も起きていないか確認しているそうで、生産再開については現時点では見通しが立っていないとのことです。

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Reference:日本経済新聞