ビッグマイナーチェンジ版・レクサス新型IS300 F SPORT Mode Blackのココが不満。「夜の車内はとにかく暗い」「ウィンカーの音が小さい」等
レクサス新型ISの不満ポイントの続きを見ていこう
不満点③:夜間の車内が暗い
続いては、レクサス新型ISの夜間時の車内がかなり暗いということ。
この辺りの不満点を挙げる方が少なかったのは意外でしたが、アンビエント(イルミネーション)ライトがとにかく少な目。
やはり走りに特化したスポーツセダンという立ち位置だからなのか、コストカットも考慮してアンビエントライトを必要最小限にしている印象です。
特に足元のイルミネーションライトは全く無く、夜間の運転中に小物類などを落としてしまったら探すのは絶望的と考えて良さそうです。
念のため比較として、NX/ハリアーでも足元のイルミネーションライトは装備されていたので、そう考えると実用面という点では新型ISはちょっと劣る部分があるかもしれません。
参考までに、運転席側の内ドアトリムはこんな感じ。
ドアハンドルやパワーウィンドウ周りも必要最小限で、後席に至ってはパワーウィンドウ周り以外はイルミネーションライトは一切無し。
中々に割り切った装備内容ではないかと思います。
別の角度から見た運転席。
ルームランプが無かったらここまで暗いとは…競合モデルのメルセデスベンツ新型Cクラスのラブホチックなインテリアとは大きく方向性の異なりますが、反対に「暗めの方が落ち着く」という方もいらっしゃいますし、この辺りは賛否が分かれる内容だと思います。
不満点④:ヘッドアップディスプレイの設定無し
これもちょっと意外ではありましたが、新型ISにはヘッドアップディスプレイの設定がありません。
この点はレクサスのエントリーセダンという立ち位置からなのか、「走りに集中してほしい」というメッセージも込めて搭載していないのかは不明ですが、個人的にはメーカーオプション扱いでも良いので設定してほしかったところ。
走行中の投影式ヘッドアップディスプレイから得られる速度や音楽、ナビ情報はかなり重宝していたので、仮に次期型が登場するのであれば、いずれは設定してほしいところです(残念ながら2021年9月10日発売される一部改良版では搭載されない)。
不満点⑤:アクセサリーコンセントの設定無し
最後は、新型ISの全グレードにおいてアクセサリーコンセント(家庭用コンセント)の設定が無いということ。
新型ハリアーでは、ガソリンモデル/ハイブリッドモデルに関係なくアクセサリーコンセントの設定はありましたが、新型ISにて設定がなかったのはちょっと残念。
ただ、先述の一部改良版ではハイブリッドモデルのIS300hに限り、アクセサリーコンセント100V/1,500Wの追加設定があるとのことで、この点はちょっとうらやましいところ(商品力が上がるのは嬉しい)。
私の新型IS300 F SPORT Mode Blackに関する納車後インプレッション/燃費/メンテナンス/維持費などのはコチラにてまとめております。