タイヤホイールとシートが盗まれた状態で競売に出品→新車価格レベルで落札されたホンダ・シビックタイプR(FK8)が復活!日本製スポーツカー好きの女性オーナーが大切に乗っていた件

残念ながら、予算の関係でダメージがついた部分は未だ修理できておらず

引続き復活したホンダ・シビックタイプR(FK8)を見ていきましょう。

フロントフェンダー部分が一部欠けていて、一部擦り傷なども確認できるものの、ディーラーを通してしっかりとチェック・整備して頂き、問題なく自走出来ることを確認。

どのようにして各種パーツを調達したかまでは明らかになっていませんが、オーナーは保険を上手く活用して入手したそうで、自身にかかる負担金はほとんど無かったそうです(具体的なことまでは記載されていなかった)。

ただ保険内容にも色々と限界があるようで、さすがにフェンダー周りの傷までは直せなかったとのこと。


車内も過激なレッド&ブラックのスポーツシートにて復活!

車内にも背もたれ部分には”Type R”のロゴ付きとなるスポーツシートがインストールされています(しかも助手席もしっかりと装備!)。

このモデルが落札された当初、「おそらくは業者が落札したのだろう…」と勝手な予想をしていましたが、まさかスポーツカー好きの女性オーナーだっとは…

なぜシビックタイプRを購入しようと考えたのか?

彼女もシビックタイプRは憧れだったそうで、既にFK8の新車は生産・販売終了していて購入できず、中古車市場でも新車価格以上にて転売されているため、ほぼ購入を諦めていたそうです。

しかし、彼女がたまたまCopartと呼ばれるオークションサイトを見ていたところ、タイヤホイール&シートを失ったシビックタイプRを見つけ、入札額を見て全く躊躇することなく「買うしかない!」と決断。

彼女は既にアキュラ・インテグラを所有するほどのスポーツカー好き

実は彼女、既に1999年式のアキュラ・インテグラ(Acura Integra)を所有し、更に彼女の母親はトヨタGT86を所有するほどの国産スポーツカー好きファミリーなのですが、彼女が母親に「訳アリのシビックタイプRを買いたいんだけど…」と相談すると、母親は「自分が乗りたい車に乗りなさい」と快諾し、インテグラは母親がメインで運転することに(何と素敵な母親なんだ…)。

その後彼女に無事納車されたシビックタイプRは、友人のディーラーにて点検、タイヤホイール&シートでの組みつけが完了後、問題なく自走することが可能となり、所有権も彼女のものに。

あとはシビックタイプRやインテグラといった、今後価格高騰間違いなしの個体を盗難から守るため、シャッター付ガレージにて保管する必要があるわけですが、これもまた相当な予算が必要になるとのことで、ガレージの借金含め車を維持していくのは大変。

ただそれでも、彼女は「国産スポーツカーが大好き」という強い思いを持っている限り、何とかやっていけるだろうという考えのもとで今までやってきたとのことなので、彼女なりに色々と考えながらも、こうした問題も何とか乗り越えることができるかもしれません。

現在は通勤やプライベートまで、定期的にシビックタイプRを乗り回しているそうですが、やはりフロント・リヤフェンダーの傷が若干気になるそうで、これについてはある程度の支払いが落ち着いたときにカスタムパーツを装着したり、自分色のFK8に仕上げていくそうです。

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Reference:CARSCOOPS