【日本初上陸&見た目ガンダム!】Wモータース新型フェニアスーパースポーツのエクステリアをインプレッション。隠れ「F」の存在…そして強烈なエキゾーストサウンドも【動画有】
引き続き、Wモータース新型フェニアスーパースポーツのエクステリアを見ていこう
リヤミドシップには、RUF製となる排気量3.8L 水平対向6気筒ツインターボエンジンが搭載され、その上部には謎のガラスパネルやシャークフィン、カーボンインテークなど複雑なパーツがズラリ(ドライカーボン製シャークフィンだけで数十万円…)。
もう少し間近でみるとこんな感じ。
Wモータースのエンジニア曰く、あくまでもリヤエンジンフードはデモカー用の試作になるため、ローンチエディションでは変更される予定ですが、どうやらフロントからリヤに流れる空気を利用したヒートシンクのような扱いになるとのこと。
デモカーなのでチリが合っていない部分もありますが、この点はそこまで注目されないところで、日本製と大きく異なるところでもあります。
新型フェニアスーパースポーツの細部の拘りも凄い
リヤエンドには、Wモータースの”W”ロゴバッジが吊るすように装備。
敢えてメッシュに貼付するのではなく(おそらく色味がカブって見づらくなる)、ステーで固定することで立体感を演出しているのだと思われます。
マフラーフィニッシャーは両サイド4本出しだが…?
そしてこちらはリヤマフラーフィニッシャー。
新地CEOと実車を拝見しながら、「マフラーの内側だけが汚れているね」と一言。
全く気付きませんでしたが、もしかすると外側は消音用もしくはフェイクフィニッシャーで、本来のエキゾースト機能を発揮するのは内側だけなのかもしれません。
フェニアスーパースポーツにはルームミラーが存在しない
リヤパネル上部には、”W MOTORS”とペイントされ、更にリヤエンドにはリヤカメラをインストール。
実は新型フェニアスーパースポーツでは、ケーニグセグ・アゲーラRSR(Koenigsegg Agera RSR)同様にルームミラーが装備されておらず、基本的にフル液晶メーターもしくはセンターディスプレイにて後方を確認する仕組みになっているようです。
そのため、リヤバルクヘッドにはリヤハッチガラスが設けられておらず、全てカーボンパネルを装着。
デザイナーとしては、「後ろは見ずに前だけを見て突き進め」というメッセージ性が込められているのかも?
日本のナンバープレートはどうやって装着するの?
こちらはリヤバンパー。
カーボンパネルにはクリアランスソナーセンサーも搭載されています。
ちなみにこのリヤカーボンパネル、欧州などの横長なナンバープレート用に設計されていますが、どうやら日本仕様のナンバープレートに合わせてバンパーの凹みを調整する予定だそうです。
フロントも同様で、ドバイ仕様のナンバープレートのようにコンパクトで直付けできるわけではないので、カーボンフレームにステー取り付けて中央からナンバーを吊るす仕様に変更されるそうです。
おそらく見た目も大きく変化してくると思いますし、Wモータースのエンジニアもちょっと苦笑いしていたのが印象的でした。
そして唯一ブラックの部分でカーボンファイバ素材が使用されていないアイライン。
シンプルな樹脂素材になりますが、おそらくローンチエディションではフルカーボンになると予想。
細部に渡って新型フェニアスーパースポーツを堪能させていただき、細部の拘りやエンジニアの考えなどを直接確認できたことは大きな収穫でした。
改めてこのような貴重な場に参加させていただいた、芝浦グループ新地哲己CEOはじめ、ニューガイアモータースの藤松信弥 社長には心より感謝です。
新型フェニアスーパースポーツのエンジン始動音をチェック!
そして最後は、特別に撮影させて頂いた新型フェニアスーパースポーツのエンジン始動音。
ポルシェRUF独特の重低音を堪能してください。
【【日本初上陸】ドバイ発 Wモータース・フェニアスーパースポーツのエキゾーストサウンド W Motors Fenyr Supersport Exhaust Sound】