フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ヴォクシーで気になる・残念なポイント!「プロアクティブドライビングアシストは場合によって危険」「いたわり案内機能はドライバーをあまりいたわってくれない?」

2022-07-06

引き続き、トヨタ新型ヴォクシーの気になるポイントをチェックしていこう

「いたわり案内」機能がドライバーをいたわってくれていない件

続いては、トヨタ新型ノア/ヴォクシーにて採用されているエージェント+の「いたわり案内」について。

この機能は、エージェント+が高速道路走行中のクルマの「ふらつき」を検知し、ナビ音声を使ってドライバーへ「もしかしてお疲れでしょうか?」等の質問をなげかけることで注意喚起を促し、事故を未然に防ぐというものなのですが、上の画像にもある通り、ディスプレイオーディオ全体にいたわり案内が表示されるため、全くナビ画面などが見えないんですね(せめてナビ画面の右上 or 右下にワイプみたいな感じで表示してくれたほうが助かる)

「特に疲れていない」と返事しても、上の画像の通り「申し訳ありません。音声がよく聞こえませんでした…」となり、引き続き「いたわり案内」がディスプレイ全体を独占してしまうため、ナビを確認したくても中々できないんですね。

いたわり案内を閉じるのも分かりづらい

その場合、左上にある「×(閉じる)」をタッチすればいたわり案内は終了するのですが、初めてこの機能が登場したときは「色んな意味でいたわっていないような…」と思うこともあり、「×(閉じる)」も分かりづらいので、使い勝手としてはそこまで宜しくない印象でした。

ちなみに、いたわり案内が不要の方は、「エージェント+」にて非表示設定ができます。


トヨタ/レクサスの新世代ディスプレイオーディオは、画面の使い方やレイアウトが今後の課題

先程のいたわり案内の画面スペースの使い方もそうですが、トヨタ/レクサスは新世代ディスプレイオーディオを採用してから、安全性も考慮してなのか、複数画面が使えなくなり、上の通り余白が目立つ項目が増えたように感じます。

この点も、今後OTAなどのアップデートで改良されることを願うばかりですが、デジタル化を意識すればするほどに、使い勝手がどんどんマイナスの方にいっている気がするため、この辺りもユーザーの意見をフィードバックして頂けるとありがたいですね。

【【コネクティッドサービス】エージェント+篇】

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