フルモデルチェンジ版・トヨタ新型クラウンに「あの機能」が復活!一部予防安全装備は上位グレードのみ標準装備など、トヨタイズムは健在のようだ

2022-07-06

引き続き、(2023年)トヨタ新型クラウンの装備内容についてチェックしていこう

フラッグシップモデルでもグレードによって予防安全装備に差が設けられるようだ

via:撮影:三橋仁明/N-RAK PHOTO AGENCY

続いてトヨタ新型クラウンの予防安全装備についてチェックしてきましょう。

新型クラウンでは、新型ノア(New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)相当のToyota Safety Senseが標準装備されますが、一方で上位グレードにしか装備されない安全装備もあったり。

この点はトヨタらしい「上級グレードへと誘う内容」になっていますが、エントリーグレードBASEから何が標準装備されるのかチェックしていきましょう。

まずBASEグレードより装備される(全グレード標準装備)予防安全装備は以下の通り。

【(2023年)新型クラウンの全グレード標準装備される予防安全装備一覧】

◇プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]、自転車運転者[昼夜]、自動車二輪車[昼]検知機能(衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー・カメラ方式))

◇レーントレーシングアシスト[LTA]

◇レーンディパーチャーアラート[LDA]

◇レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)

◇オートマチックハイビーム[AHB]

◇ロードサインアシスト[RSA]

◇ドライバー異常時対応システム

◇プロアクティブドライビングアシスト[PDA]

◇発進遅れ告知機能[TMN]

以上が全グレード標準装備の予防安全装備となります。

フラッグシップモデルの新型クラウンでも、ブラインドスポットモニター[BSM]や安心降車システム[SEA]などの機能は標準装備されないんですね。

ちなみに更なる先進予防安全装備は、HI Leather Packageより標準装備されるとのこと。


上位グレードHI Leather Packageより装備される予防安全装備をチェックしていこう

via:撮影:三橋仁明/N-RAK PHOTO AGENCY

上位グレードHI Leather Packageより標準装備される予防安全装備をチェックしていきましょう。

具体的には以下の通り。

【(2023年)新型クラウンHI Leather Packageより標準装備される予防安全装備一覧】

◇BASEグレードの予防安全装備を追加

◇ブラインドスポットモニター[BSM]/後方車両への接近警告

◇安心降車アシスト[SEA]

◇パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)

◇リヤクロストラフィックアラート[RCTA]

◇アダプティブハイビームシステム[AHS]

以上の通りとなります。

さすがにレクサスRXより採用されているブレードスキャン式アダプティブハイビームシステム[AHS]は採用されないようですね。

ブレードスキャン方式は、ハイビームの遮光エリアをより細かく制御できる機能の一つで、高速回転するブレードミラーにLEDの光を反射させ、その残像効果によって前方を照らすユニークな構造になっていますが、HI Leather Packageより四眼LEDヘッドライトが標準装備されるのであれば技術的には不可能ではないとは思うものの、もしかするとレクサスとの差別化を図るために「敢えて採用しない」のかもしれませんね。

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