その名は「目覚めるライオングリル」!まるでトヨタ・アルファードっぽい顔つきの中国トランプチ新型M8が世界初公開!タイヤは意外にもミシュラン製

引き続き、トヨタ・アルファードっぽいトランプチ新型M8を見ていこう

続いては、トランプチ新型M8の足元をチェックしていきましょう。

個人的にちょっと驚いたのが、タイヤ銘柄がミシュラン製プライマシー4を履かせていること。

トヨタ新型カローラクロス(Toyota New Corolla Cross)やホンダ新型ヴェゼル(Honda New Vezel)の18インチアルミホイールに装着されている雨道に強い上質なタイヤですが、まさかミニバンにも採用されるとは…

なおトランプチによれば、新型M8では17インチタイヤホイール(225/60 R17インチ)と18インチタイヤホイール(225/55 R18インチ)の何れかから選択が可能とのこと。

フロント同様に、リヤテールランプの牙をイメージした逆L字型

リヤクォータービューはこんな感じ。

フロントヘッドライト意匠同様に、センター直結式の一文字テールランプと、両端には逆L字型を採用しています。

なおリヤテールランプの直下には、クロームトリムストリップを採用することにより、ワイド感と高級感、そして立体感を演出しているのだと考えられますが、この辺りはフラッグシップミニバンという立ち位置と洗練さを演出するためだと予想されます。


インテリアもチェックしていこう

続いてインテリアも見ていきましょう。

コックピット周りは水平基調を意識し、運転席のメーター類は12.3インチのフル液晶、センターインパネには、巨大な14.6インチのワイド型タブレットディスプレイ、そして右側のダッシュ部分には日本の背景をイメージしたかのような模様(ウッド調のオーナメントパネル)も。

ステアリングは3本タイプのマルチファンクションステアリングホイールを採用し、高級本革巻きにすることで、握り心地や手触り感にも拘っているようです。

そしてインテリアの配色としては、ホワイトを基調としつつ、トリム関係はブラックでまとめるなど、意外とこの辺りはシンプルですね。

PVMから見る姿はもはやアルファード

14.6インチ巨大ディスプレイからのパノラミックビューモニター[PVM]?にて映し出される新型M8ですが、ぱっと見アルファードですね(しかもツインムーンルーフも装備)。

そして2列目キャプテンシートもかなり質感高そうですし、しっかりとセンターコンソールには操作タッチも設けられています。

この他にも、吊り下げ式の巨大リヤモニターや後席用エアコン、電動パワーシートスイッチ、シートヒーター&シートベンチレーションなども完備。

実はトヨタのハイブリッドシステムを採用している新型M8

最後にパワートレインもチェックしていきましょう。

先述の通り、ガソリンモデルとハイブリッドモデル、そしてプラグインハイブリッドモデルの3種類が展開されるとのことですが、実はハイブリッドシステムにはトヨタに採用される第四世代THS-Ⅱ(M8のための特別仕様らしい)が搭載されているとのこと。

THS-IIの搭載理由として、広州汽車は「トヨタと20年以上の開発を行った結果により、多くの人に支持されるようになった優れた技術であるから」とコメントしており、トヨタの信頼性や優れた技術力を評価。

そしてこのハイブリッドシステムには、広州汽車が新規開発した排気量2.0L 4B20J2型直列4気筒ターボエンジンが組み合わせられ、システム総出力187hpを発揮するそうです。

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Reference:Autohome