こんなことがあった。トヨタ新型カローラクロスで子供の送迎へ…「今カロクロって納期長いですよね」「売ったら買った金額よりも高くなるんじゃないですか?」

トヨタ新型カローラクロスが投機・転売の対象になるのはちょっと残念ではあるが…

確かに2022年8月下旬時点での中古車相場は異常に高騰していて、ガソリン車のトヨタ新型カローラクロスでも300万円台から売られているのがほとんど。

ハイブリッドモデルになると、走行距離やモデリスタの有無で500万円に到達するモデルもありますし、まさに新車価格以上にて取引されているのを見ると、「カローラクロスは転売目的で買っている?」と思われても不思議ではないのかもしれません。

その後Aさんと話を続けてみると…

Aさん:ボクもカロクロのハイブリッドを買おうと思ったんですが、気付いたら販売終了してて(受注一旦ストップ)、だったら中古買おうかと思ったりもしたんですけど、新車よりも高くて…

私:確かに中古車のほうがとても高いですよね。時間をお金で買うような…大衆車も気が付けばスーパーカーのような付加価値が付いてしまいましたね。

Aさん:そうですね。ボクももっと早く注文してたら、買った金額よりも高く売れてたんだろうなぁと思ってます

私:そ、そうかもしれないですね。

っと、結果的な落としどころは「お金」になってしまうわけですが、いつからカローラクロスは投機目的のために取引される車になったのだろう…と不思議に思いつつ、しかし新車が全く納車されない世の中を見るに、カローラクロスだけでなくどのモデルでも投機目的の話に繋がってしまうのかも…と思ったり。


どの新型車も「車を車として」見られているのではなく「車を諭吉として」見ているのだろうか

おそらくAさんのなかで、私がカローラクロスに乗っていることに対して「あの車は評判が良いから羨ましい」ということではなく、「早いうちに納車されているから、いつでも高く売ることができるから羨ましい」という認識でいるのだと考えられ、車の見方、車の価値の考え方は人それぞれだとしても、まさか身近なところでこのような話に発展するなど予想していなかったり。

その後はカローラクロスの「走り」「燃費」「質感」「満足・不満に感じていること」「家族からの評判」といった車の基本的な質問にまで発展することはなかったですが、理由はどうであれば「人気ある車」であることは間違いなく、お金に関係なく「購入して良かった」と思える一台だと改めて確認できた次第です。

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