こんなことがあった。幼稚園バスに3歳児が閉じ込められ放置死した事件について、自分の子供にも車の脱出(SOS)方法を教えてみる→既に学校内の友達同士で情報共有していた件

車内からの脱出方法を知るだけでなく、車種によってもレイアウトが異なることも把握しておく

あとは車種によって、車内のレイアウトやドアハンドルの形状、ドアロックの解錠の仕方なども若干異なってくるため、こういったときに私も様々な車種に乗っているからこそ、トヨタ新型ヴォクシー(Toyota New Voxy)やホンダ新型ステップワゴン(Honda New STEPWGN)/N-BOXといったバスに近い形状のモデルから、レクサス新型NXやトヨタ新型カローラクロス(Toyota New Corolla Cross)といった別のモデルでも実践してもらうことに。

ただしこういった脱出方法やSOSのやり方も順番が大事だと考えていて、先にクラクションの鳴らし方を教えてしまうと、子供は同じような状況に立たされた時に「一番最初に教えてもらったこと」をやろうとする傾向にあるため、そのときにまず「クラクションから鳴らし始める」可能性があるんですね。


「教えるだけ」だと様々な課題や落とし穴も

ただクラクションを鳴らすことに集中しすぎて、次のステップに移ることができなかったり、パニックになって次のステップに入ろうにも忘れてしまうことだってあるわけで、そういったときに真っ先に自分が助かる方法は、「自分でドアロックを解錠すること」だとは思いますが、しかし子供の年齢や大きさによっては、仮にドアロックを解錠できても「自分でドアを開けることができない」「ドアを開けても一人で車から降りることができない」といった新たな問題・課題が出てくるかもしれません。

そう考えたときに、次のステップとして「クラクションを鳴らす」ことでSOSを出すことに繋がるのかもしれませんね。

改めて子供の視点で見ることも非常に重要

これらについては、どうしても大人視点で物事を考えてしまうため、実際に子供の立場に立って考えてみると、先ほどのにように「子供の力ではドアを開けることができない」「車から降りられない」といった子供からの視点を見逃してしまうこともあるため、一通りレクチャーしなければならない一方で、まず前提として「バスに子供が取り残されないよう」運転手や同乗する大人も徹底すべきということ。

子供が安心して過ごせる環境づくりは、大人の考え方・行動一つで大きく変えられるわけですから、改めて川崎幼稚園にて起きた放置死は決して二度と起きてはならないことだと思いますし、大人が言い訳・文句・反省だけを伝えて終わらせる様な世の中にならぬよう、私たちも子供をしっかりとサポートし守っていく必要があるのではないかと思います。

近況・駄文関連記事