やってしまった…フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ステップワゴンのタイヤのサイドウォールを擦ってしまう。幸い乗員も乗っておらずケガなどは無かったが…

タイヤのサイドウォールの傷が深いとどういった問題がある?

タイヤショップの説明によると、タイヤ側面のサイドウォールの役割としては、タイヤ骨組みにある”カーカス”と呼ばれる繊維層を保護していて、これが伸びてしまったり、何かにヒットして損傷したりしないよう保護するため。

タイヤの接地面とは異なり伸縮性はあるものの、地面と接触しているときに生じる衝撃を吸収する役割もあるため、この保護が無いとタイヤ側面が膨らんでしまい、最悪の場合バーストやパンクなどの恐れもあるとのこと。

サイドウォール自体は、駐車場などで輪止めする際に接触する可能性のある部分のため、ある程度傷がついてしまうことも想定はしているとのことですが、先述にもある通り軽く擦った様なダメージであれば問題は無いものの、強く擦ったり深く大きな傷がついてしまうと走行に支障を来す恐れがあるため、そういった場合は最寄りのディーラーやタイヤショップに相談し、場合によっては新品のタイヤに交換した方が良いそうです。


タイヤのサイドウォールの傷で車検に通らないことも

狭い道に気を取られてしまい、肝心なところを見落としていた私ですが、今回の不注意を教訓としつつ、しかし走行後の膨らみだけはどうしても怖いので定期的にチェックしつつ、ちょっとした変化があった場合はすぐに新品のタイヤに交換しようと思っています。

ちなみにタイヤ流通センターの公式ホームページを参考にさせていただくと、タイヤのサイドウォールにキズが付いてしまった場合、車検に通らない恐れもあるとのこと。

具体的には、国土交通省の保安基準第167条にタイヤの傷について、「亀裂、コード層の露出等著しい破損のないものであること」と記載されていて、浅い傷であれば車検は通るものの、深い傷やカーカスが見えるほどの損傷などの場合は車検を通すことができないとのことなので、この辺りはいつもお世話になっているホンダディーラーにもチェックしていただこうと思っています。

ちなみに私のホンダ新型ステップワゴンのリヤフェンダー周りはこんな感じ。

改めてタイヤのサイドウォールだけの接触だったのは本当に奇跡で、「もしも色々擦っていたら…」と考えるとゾクッとするものがありますが、まずは真っ先に相談させていただいたタイヤショップのスタッフさんの懇切丁寧な対応に感謝したいところ。

他者を巻き込むような事故にまで発展しなかったことは不幸中の幸いですが、今後この住宅街の狭い道を通ることは二度とないと思います。

ホンダ新型ステップワゴン関連記事

Reference:タイヤ流通センター