フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ステップワゴンが納車されてもうすぐ4ヶ月が経過!走行距離は3,000km突破…気になるポイントもチェック

引き続き、ホンダ新型ステップワゴンをインプレション!

シートバックテーブルと2列目オットマンの組合せはある意味不便

続いては、ホンダ新型ステップワゴンe:HEV SPADA PREMIUM LINEの2列目キャプテンシート・オットマン機能と、フロントシートバックテーブルの組合せについて。

これは実際に家族旅行での移動中に起きたことなのですが、後席に子供が乗っている状態で、フロントシートバックテーブルを展開してペットボトルをホルダーに入れ、更にフラット近くまでチップアップできるオットマンを活用している状態だと、実はフロントシートをリクライニングすることが難しいんですね。

どういうことかというと、オットマンに子供の脚がのっかっていて(しかも爆睡中)、シートバックテーブルが展開している状態でフロントシートをリクライニングしてしまうと、テーブルの先端が子供の脚に当たってしまい「イダァイ!」と野太い声で泣いてしまったことがあったんです。

助手席に座る妻も、長距離移動で疲れてしまうこともあり仮眠をとることもあるので、そういったときに何気なく助手席をリクライニングするのですが、あまり倒し過ぎると上記のようなことが起きてしまうために、あまりステップワゴンではリクライニングしないように心がけているそうです。

もちろん、シートバックテーブルを格納すれば子供の脚に当たることは無いのですが、飲み物を常備している我が家としては、オットマンとテーブルを活用する際は色々と注意が必要かもしれないですね。

テーブルやドリンクホルダーがシートサイドにあると使い勝手は良い

ちなみに新型ヴォクシーの場合は、2列目シートサイドに格納式のテーブルとドリンクホルダー、USB Type-C×2口、スマホ収納スペース、ゴミ袋引っかけようのフックが準備されているので、使い勝手や安全面という点では新型ヴォクシーの方が一枚上手かもしれません(あくまでも私個人での評価です) 。


アダプティブドライビングビームの機能性は抜群

最後は、新型ステップワゴンに搭載されるアダプティブドライビングビームについて。

これは歩行者事故実態にもとづき、独自の配光で見やすく快適に照射範囲を自動でコントロールするアシスト機能になりますが、夜間時且つ街灯の無い公道を走行する際、走行速度によって照射範囲を左右上下にスピーディに調整してくれるところはグッドポイント。

こういった機能は競合モデルのトヨタ新型ノア/ヴォクシーでもアダプティブハイビームとして採用されていますが、特に速度域が上がった際の上下の照射調整の感度(スピード?)は新型ステップワゴンの方が圧倒的に上。

正確性で見てもアダプティブドライビングビームは非常に優秀だと考えていますが、特に前車がいるときいないときでの切り替えはスピーディですし、薄っすらと歩行者が見えたときの左右の照射レスポンスも速度に応じて早期的に点灯してくれるので、個人的にはかなり重宝している機能の一つです。

あとは対向車線ですれ違ったときのヘッドライトの眩しさについて。

既に公道でも新型ステップワゴンやヴォクシーを見かける頻度も多くなったわけですが、そういった車両と夜間時にすれ違う際、ヘッドライトの眩しさという点では新型ステップワゴンはそこまで眩しくないのに対し(運転中の視界の妨げになっていない)、ヴォクシーのヘッドライトはハイビームのように眩しいのが正直なところです(決して新型ヴォクシーを貶しているわけではありません)。

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