フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタで初の高速道路走行!往復 約350km走行での実燃費は26.5km/Lと優秀。何と減った燃料目盛りは僅か「2個」

トヨタ新型シエンタで高速道路を走らせてのインプレッションも!

先程は実燃費や航続可能距離、燃料目盛りなどをチェックしていきましたが、トヨタ新型シエンタで高速道路を走らせての走りや安定性、静粛性などもチェック。

まず高速道路の本線に合流するまでの加速ですが、常時走行モードはECOモードでも非力に感じることはなく、しっかりとアクセルを踏み込んだ分だけ加速しているイメージで、新型ヴォクシー(New Voxy)ハイブリッドS-Zに比べてもエンジンの唸りはまだ小さい方。

パワートレインは排気量1.5L 直列3気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーターのハイブリッドシステムで、ヤリスクロス(Yaris Cross)ハイブリッドを運転しているような感覚でしょうか。

そして一般道でも感じていた軽やかな(軽すぎる?)ステアリング操作ですが、高速道路といった速度域が上がる道路だと、やはり速度に応じてステアリングの重みが異なるところ、そして直進での安定性・安心感は結構高い印象を受けます。


兄貴分のノア/ヴォクシーに比べると、突き上げはほとんど感じられない新型シエンタ

シエンタはコンパクトミニバンという扱いにはなりますが、例えば兄貴分のミドルサイズミニバンとなる新型ノア(New Noah)/ヴォクシーのように、高速道路のつなぎ目を通過した際に後方から突き上げるような印象はほとんど無く、この点も乗り味はヤリスクロスに近い印象で、ミニバンを操作しているというよりもコンパクトSUVを操作している感覚。

アイポイントも低めで(シートアジャスターもかなり低く設定できる)、ファブリックシートも柔らかくて奥深くまで座ることができるので、走りだけでなく居住性などの評価も結構高めだと考えています。

そして、高速道路では何かと重宝するブラインドスポットモニター[BSM]ですが、これも中間グレードG以上より標準装備。

追い越しもしくは走行車線に移動する際は死角にしっかりと注意しつつ、スムーズ且つ快適に移動できるのもグッドポイント。

高速域になるとガソリンでの走行がほとんど

ただその一方で、このクラスのモデルに対して言うべきことではないことは承知しているのですが、追い越し車線や高速の上り坂(登坂車線含む)を加速する際は、どうしても更にアクセルを踏み込んで加速する必要があるため、その際はほぼガソリンだけでの加速がメイン。

1.5L直3エンジンだとアクセルレスポンスやパワー面では「物足りない」と感じてしまうのが正直なところですが、これについては不満を言うべきところではないことは承知していて、それ以前に低燃費な走りと快適性をウリにしているわけですから、その点は高く評価しているところです。

実際、ドライバーの妻や乗員の子供2人とも乗ってて疲れるといったことはほとんど無かったそうで、車内も広くて快適ですし、子供はゆっくり休めたそうです。

ここ最近のトヨタの新車・新型車の便利機能

そして今回のシエンタの件で助かったのが、鍵のかけ忘れの警告通知。

普段からホンダN-BOXを利用していることもあり、車から降りて離れるとオートロックしてくれる降車時ロック機能を活用していただけに、シエンタも「車から降りて離れたらロックする」と思い込んでいたため、私や妻のスマホに「シエンタHVの鍵がかかっていません」という通知が来ました。

上の画像が、MY TOYOTA+アプリのトップ画面に表示されるものになりますが、赤四角の通り「クルマの状況を確認してください」と表示され、その上の「クルマの情報」をチェックしていくと…

確かにドアロックが「施錠されていません」と表示されるため、リモート操作ではありますが、シエンタを駐車しているところまで戻る必要もなく、「施錠する」をタップすれば施錠してくれるので非常に便利です。

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