ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(RZ34)Proto Specが続々納車!一方で大手中古車サイトでは1,400万円以上にて販売されているようだ

新車総額の約2倍!日産の新型フェアレディZ(RZ34)の中古車が1,400万円以上にて販売中

続いては、大手中古車サイト・カーセンサーにて何度目かとなる日産の新型フェアレディZ(RZ34)が販売されています。

販売元は、京都府京都市西京区を拠点とする株式会社ジェイウェーブさんで、出品されている車両情報を見ていくと、年式は2022年式、車検有無は2025年8月なので、おそらく納車されたタイミングは2022年8月ごろと予想されます。

走行距離は僅か210kmと非常に少ないことから、おそらく納車されてある程度街中を走らせた後に売却されたものと予想されます。

この他仕様を見ていくと、グレードは最も人気となるversion ST[6MT]で、ボディカラーはイカズチイエロー×スーパーブラックルーフ、内装はブラック×レッドのデュアルトーンカラーとなります。

そして気になる中古車販売価格ですが、車両本体価格は1,420万円で、総支払額が1,443万円であることから、version STの新車総額で約700万円ほどと考えると「2倍以上のプレミア価値」が付いての販売ということに。


ここ最近の中古車相場の高騰っぷりは異常

これは新型フェアレディZに限った話ではないのですが、ここ最近の中古車相場の高騰っぷりは異常で、新車価格よりも高く販売されていることは当たり前に(数年前までは考えられない事態になっている)。

おそらくは「待っている時間(=納期分)をお金で買う」という意味合いも込めてマークアップの対象になっているのだと考えられますが、それでも結構思い切った価格設定だと思います。

2022年11月を過ぎてからは、少しずつ中古車相場やオークション装備も落ち着きつつあるわけですが、それでも新車価格よりも高額であることは変わらず、しばらくは新車・新型車の長納期化が継続される限り、そして急激な円安による新車の輸出優先が継続される限りは、この状況を改善することは難しいところだと思います。

クルマも一種の投機目的になっているのも事実ですが、まずは正規の価格帯にて本当に欲しい人のもとへ一日も早く納車されることを祈るばかりで、おそらく本当に欲しいと思っている方は「先に行動している」と考えられますし、あとは部品供給や半導体の供給が安定することを祈念するばかりです。

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Reference:カーセンサー