レクサスIS/GS/RCが8万台超えの大量リコール!燃料タンクからガソリンが漏れる恐れ?この他トヨタ・アベンシスやフォード・マスタング、フェラーリSF90もリコール

最悪の場合、燃料が漏れる恐れアリ

続いては、レクサスIS/GS/GS F/RCといった17車種・計85,385台に大量リコール!

不具合内容としては、燃料タンクに組み付けられている燃料蒸発ガス排出抑制装置において、ケース上面(樹脂製)の形状が不適切なため、使用過程で当該ケースに微小な亀裂が発生することがあるとのこと。

そのため、長期間使用を続けると亀裂が貫通し、満タン時に燃料が漏れて燃料臭がするおそれがあるとしてリコールを届けています。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故は起きていないものの、既に9件の不具合が発生しており、市場からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[IS200/IS300]
・DBA-ASE30/A SE 3 0 -0 0 010 0 1~A S E3 0 -0 0 05 6 9 2/平成27年 7月13日~平成30年 8月 2日/4,561台

[IS250]
・DBA-GSE30/G SE 3 0 -5 0 001 1 4~G S E3 0 -5 0 83 0 4 3/平成25年 3月 8日~平成27年 8月 3日/3,317台

・DBA-GSE35/G SE 3 5 -5 0 001 0 6~G S E3 5 -5 0 29 9 7 7/平成25年 3月 8日~平成28年 9月27日/1,012台

[IS350]
・DBA-GSE31/G SE3 1-5 000103~G SE31 -50336 33/平成25年 3月 8日~平成30年 8月 2日/1,987台

[IS300h]
・DAA-AVE30/A V E30- 5000 10 6~AVE30 -5 07 40 38/平成25年 3月 8日~平成30年 8月 3日/26,689台

・DAA-AVE35/A V E 35 -0 0 010 0 1~A V E3 5 -0 0 02 3 4 0/平成27年 7月13日~平成30年 8月31日/1,322台

[GS200t/GS300]
・DBA-ARL10/A R L 1 0- 0 0 0 1 0 0 1~A R L 1 0 – 0 0 0 1 7 7 8/平成28年 8月 2日~平成30年 8月22日/750台

[GS250]
・DBA-GRL11/G R L 1 1- 6 0 0 0 0 0 0~G R L 1 1 – 6 0 0 4 1 4 5/平成23年11月18日~平成27年10月 9日/3,914台

・DBA-GRL11/G R L 1 1- 7 0 0 0 0 0 0~G R L 1 1 – 7 0 0 0 3 5 0/平成27年10月 5日~平成28年 9月 1日/342台

[GS350]
・DBA-GRL10/G R L 1 0- 6 0 0 0 0 0 0~G R L 1 0 – 6 0 0 4 9 9 7/平成23年11月18日~平成27年10月 8日/4,678台

・DBA-GRL12/G R L 1 2- 0 0 0 1 0 0 1~G R L 1 2 – 0 0 0 2 2 2 2/平成27年10月 5日~平成30年 8月22日/1,202台

・DBA-GRL15/G R L 1 5- 6 0 0 0 0 0 0~G R L 1 5 – 6 0 0 1 1 5 5/平成23年11月18日~平成27年10月13日/1,109台

・DBA-GRL16/G R L 1 6- 0 0 0 1 0 0 1~G R L 1 6 – 0 0 0 1 5 7 7/平成27年10月 5日~平成30年 8月10日/570台

[GS F]
・DBA-URL10/U R L 1 0- 0 0 0 1 0 0 2~U R L 1 0 – 0 0 0 2 4 1 3/平成27年10月 5日~平成30年 8月24日/1,382台

[GS300h]
・DAA-AWL10/A W L 1 0- 6 0 0 0 0 0 0~A W L 1 0 – 6 0 0 4 8 8 2/平成25年 8月22日~平成27年10月14日/4,726台

・DAA-AWL10/A W L 1 0- 7 0 0 0 0 0 0~A W L 1 0 – 7 0 0 6 2 7 8/平成27年10月 5日~平成30年 8月24日/6,180台

[GS450h]
・DAA-GWL10/G W L 1 0- 6 0 0 0 0 0 5~G W L 1 0 – 6 0 0 8 6 8 9/平成24年 1月17日~平成27年10月13日/8,128台

・DAA-GWL10/G W L 1 0- 7 0 0 0 0 0 1~G W L 1 0 – 7 0 0 3 3 1 6/平成27年10月 5日~平成30年 8月24日/3,258台

[RC200t/RC300]
DBA-ASC10/A S C 1 0- 6 0 0 0 0 0 1~A S C1 0 – 6 0 0 1 5 8 8/平成27年 9月 4日~平成30年 8月 6日/1,533台

[RC350]
・DBA-GSC10/G S C 1 0- 6 0 0 0 0 0 0~G S C1 0 – 6 0 0 1 6 5 6/平成26年 8月 8日~平成30年 8月 1日/1,600台

[RC F]
・DBA-USC10/U S C 1 0- 6 0 0 0 0 0 0~U S C1 0 – 6 0 0 2 3 6 9/平成26年 8月 8日~平成30年 8月23日/2,291台

[RC300h]
・DAA-AVC10/A V C 1 0- 6 0 0 0 0 0 0~A V C1 0 – 6 0 0 4 9 7 4/平成26年 8月 8日~平成30年 8月 6日/4,834台

改善措置としては、全車両、燃料蒸発ガス排出抑制装置を対策品に交換するリコール作業を実施するとのことです。


最悪の場合、エンジン再始動できずに電動機走行もできなくなる恐れアリ

続いて、フェラーリのリヤミドシップ&プラグインハイブリッド(PHEV)モデルのSF90ストラダーレ/SF90スパイダーの2車種・計135台にリコール。

不具合内容としては、エンジン制御装置(ECU)において、排気管の温度をモニターする温度センサーの閾値が、誤って200℃に設定されているため、この閾値を超えた場合、チェックエンジンランプが点灯し、エンジン性能の出力を低下させるとのこと。

また停車後、アイドリング状態が続くと90秒後にエンジンが停止し、エンジン停止後にエンジンの再始動が出来ず、かつ電動機走行もできなくなるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故は起きていないものの、既に2件の不具合が発生しており、市場からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[SF90ストラダーレ/SF90スパイダー]
・7LA-173H/ZFF95NMJ000252723~ZFF95NMJ000272933/令和2年4月22日~令和3年11月8日/135台

改善措置として、全車両、エンジン制御装置(ECU)の温度センサーの閾値を変更するため、ソフトウェアを書き換えし、上記の制御装置に関連するイオン制御装置、ギアボックス制御装置も書換えるリコール作業を実施するとのことです。

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Reference:国土交通省①