フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタ納車2か月後雑感!「シートヒーター”HI”とステアリングヒーターは少し熱め」「エアコン・暖房の効き目は結構早くて便利」等

改めて、トヨタ新型シエンタのシートヒーターについてインプレッション

少し話は変わってしまいましたが、トヨタ新型シエンタのシートヒーターとステアリングヒーターの聞き具合をインプレッションしていくと、あくまでも私自身が感覚的に思った内容になり恐縮ですが、シートヒーター[LO]だと「少し暖かい」と感じる一方で、シートヒーター[HI]だと「ちょっとアツいかな?」と感じるところ。

N-BOXのレベル2の暖かさが、シエンタのレベル1に相当

比較する車種は異なりますが、私が別に所有するホンダN-BOXカスタムLターボ・スタイル+ブラック(Honda New N-BOX L Turbo STYLE+ BLACK)だと、フロントシートヒーターは2段階調整可能なのですが、レベル1だと「ほんの少し暖かい」ぐらいで、レベル2だと「少し暖かい」ぐらいというレベル。

つまり、N-BOXのレベル2の暖かさが、シエンタのLOレベルになるため、少しアツめの「シートヒーターを求めたい」という方にとっては、シエンタの方がおススメかもしれません。
※N-BOX/シエンタ共に、シートヒーターはお尻とモモ裏あたりが暖かくなる

ちなみにシエンタのステアリングヒーターに関しては、基本的にON/OFFのみでの設定となりますが、ステアリングの暖かさはシートヒーターHIレベルでそこそこにアツめ。

外気温が5度付近のときに暖かさが染みてくるようなレベルで、10度付近で使ったりすると「少しアツいかも…」と感じるかもしれません(かなり感覚的で抽象的な表現となってしまい申し訳ございません)。

このあたりもフォトグラファー 兼 クリエイターさんに協力を得て、サーモカメラにて違いを評価したいところですし、ほんの少しでも「ぬるい/暖かい/アツい」といった情報を可視化するようなコンテンツを提供できればと考えています。

【レクサス、新型NX350hをサーモカメラで撮ってみた!シートヒーターとベンチレーションの違いは?】

ちなみにこのサーモカメラによる可視化ですが、既にレクサス新型NX350h F SPORTのシートヒーター/シートベンチレーションでもインプレッション済みで、まだまだ課題は残りますが、他車種での評価を重ねるとともに、より良いコンテンツへとアップデートできればと思います。


新型シエンタのエアコン/暖房の効き目は結構早くて便利

続いては新型シエンタのエアコン関係について。

操作性については、基本的に物理スイッチとダイヤルスイッチの組合せになるため、特に使いづらいといったことはないのですが、エアコン(暖房)の効き目は意外にも早く、特にエアコンONで風向を「足もと+フロントウィンドウ」、風量をレベル2にした状態だと、ちょっとした窓ガラスの曇りもすぐ除去されますし、足もとも少し暖かい程度になるため個人的には結構お気に入り。

あとは外気循環と内気循環によるエアコンの効き目についてですが、上の画像だと外気循環になりますが、特に高速道路走行中だとエアコンをOFF/風量レベル0にしていても多くの”生ぬるい”空気を外気から室内に取り込んでくれるため、これにシートヒーターとステアリングヒーターを組合わせて走らせても寒くない印象。

さすがに真冬の降雪時期になるとエアコン/暖房は必須になると思いますが、雪が降る降らないといった微妙な時期だと、できるだけ低燃費を維持して走りたい方にとっては外気循環+シートヒーター+ステアリングヒーターの組合せは良いかもしれませんね。

以上が新型シエンタの納車後2か月が経過してのインプレッションとなりますが、これからまだまだ寒くなる時期ですし、シートヒーターやステアリングヒーター、そして暖房を活用する頻度も更に増えてくると思いますし、併せてスタッドレスタイヤを装着したときの実燃費なども細かくインプレッションできればと思います。

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