フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタの初カスタム完了!カーテシーランプのデザインは思わぬ魅力もあって満足度高め…シートバックテーブルは注意すべきポイントも
(続き)トヨタ新型シエンタのカスタムを見ていこう
シートバックテーブル(アシストグリップ付き)
続いてのトヨタ新型シエンタのカスタムは「シートバックテーブル(アシストグリップ付き)」(13,200円税込)。
ディーラーオプションの説明にもある通り、基本的には助手席側のシート背面に装着できるテーブルとなります(なぜ運転席のシートバックに装着できないのかは、後ほど説明)。
テーブルは、スマートフォンやタブレットなどを立てかけやすい溝入りで、紙パックや600mLのペットボトルを収納できるカップホルダーも1つだけ装備。
テーブルをたたんでいても使える買い物フック付きで、端まで握れるラウンド形状のアシストグリップ付きとなっています。
こちらが展開したときのシートバックテーブル。
テーブルにはかなり長めの水平基調の溝が設けられ、右端側に四角いドリンクホルダーや買い物フックが設けられていますね。
シートを倒し過ぎてしまうと…?
ちなみに助手席のシートを少しリクライニングとこんな感じ。
更に倒していくと、後席に座っている人の太ももに当たってしまうため、助手席に座る方はシート調整する際に注意が必要ですね。
テーブルの溝には任天堂スイッチも問題なくハマる
そして個人的にチェックしたかったのがコチラ。
シートバックテーブルの溝に任天堂スイッチ(Switch)が仮置きできるのかどうか?という点ですが、上の画像の通り両サイドにコントローラーが装着された状態でも問題なく仮置き可能ですが(アシストグリップが上手くストッパーになっている)、あとは一般道や高速道路で走行中でも、振動の影響でスイッチが溝から出ないかが気になるところですね(後日インプレッション予定)。
ちなみに両サイドのコントローラーを外した状態がコチラ。
車内Wi-Fiを上手く活用できれば、移動中でも楽にYouTube動画なども視聴できそうですね。
スイッチが溝に入った状態を見てみると、スイッチを角度調整できる適度な深さと幅だと思います。
スイッチを充電する際は溝は活用できない
但し注意してほしいのは、スイッチを充電する際には、本体の下部にUSB Type-Cの差し込み口が設けられているため、充電中はテーブルの溝に仮置きができません(自分で持ちながらプレイする必要がある)。
あとはシートバックテーブルを折りたたむ際は、耐荷重なども考慮してヒンジの部分がカタメに設計されているからだと思いますが、かなり強めに下に力を加えないと折りたたまないので注意。
なぜシートバックテーブルは運転席側に装備できないのか?
そして最後は、どうして運転席側にシートバックテーブルが装備できないのか?という点ですが、良くも悪くも運転席のシートバックにUSB Type-Cのポートが2口設けられているため、これがシートバックテーブルと干渉して装着できないとのこと(ディーラー談より)。
しかもこのUSB Type-C、上位グレードZ/中間グレードGでは標準装備で、エントリーグレードXではメーカーオプション扱いとなっているため、仮に運転席にもシートバックテーブルを設けたい場合は、XグレードのUSBポート無しじゃないと装着できないという制約があるのが残念。
こうして改めて見ると、スマートさを求め過ぎて実用性という点ではかなりマイナスになっているため、次回の一部改良やマイナーチェンジでは、それぞれのシートバックに更にコンパクトにまとめることで、カスタムの幅を広げられるよう大胆に検討してほしいところです。