フルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)納車後に複数の不具合。「ナビゲーションやフル液晶メーターがブラックアウト」等

(続き)日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)の不具合情報をチェック

フロントフォグランプの曇り(結露)

続いては、前回のブログでもお伝えした日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)のフロントフォグランプレンズの曇り(結露)について。

消耗部品でもあるため、時間経過とともに密閉性の低下やレンズの曇りなども発生するのは理解できるものの、納車初日からレンズの曇りが確認されたのは、これまで様々な車を乗ってきたなかでは初めて(あくまでも納車初日というのがポイント)。

このレンズの曇りについては、他のT33オーナー様からも同様の報告を頂いていて、販売店によっては「新品に交換していただいた」との情報も。

念のため、私がいつもお世話になっている日産ディーラー経由でメーカーに問い合わせていただいた結果、正式回答として「ランプ熱などで高温になり、レンズ面が急激に冷えると曇り、結露が発生するものの、ランプの明るさや性能には異常はない」というものでした。

そのため、私がお世話になっている日産ディーラーではレンズの交換は対応していないとのことだったので、特にそのことに関しては気にしていないものの、エクストレイルだけでなくキックスe-POWER(New Kicks)などでも同様の症状が発生していることを考えると、根本的に設計面での改良が必要になる可能性も考えられそう。

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エクストレイル(T33)オーナー様より提供頂いた不具合情報まとめ

そしてここからは、ブログ読者&T33オーナー様から提供頂いた不具合情報まとめですが、全ての車両ではない?にしても、現時点で確認されている不具合内容は以下の通り。

◇行先指定時にフル液晶メーターに表示されるマップだけが突然消える

◇デジタル速度情報が突然消える

◇運転席側の電動パワーシートの調整ができなかった(モーターが作動していない?)

◇12.3インチナビゲーションディスプレイに何度タッチしても反応しない(画面が表示されている)

◇ヘッドアップディスプレイ(HUD)が突然消える(エンジン再始動したら再び表示される)

◇バック駐車する際に、車体と壁とのクリアランスがほとんど無いにも関わらず、クリアランスソナーが鳴らない(エンジンを再始動したら鳴った)

◇航続可能距離が300km台から突如として「—km」に切り替わって焦った(エンジン再始動したら300km台に戻った)

以上が、2023年1月時点で当ブログに報告頂いているエクストレイル(T33)の不具合情報になりますが、SNSなどを見るとプロパイロット(ProPilot)の動作不良が確認されるなど、実際に所有して見ないとわからない問題もいくつか出ているようですね。

現状、これらの不具合がどのように改善されるのかはわからず、既にメーカーからディーラーに向けてアップデート版がリリースされているのかはわからないものの、新型セレナ(New Serena, C28)のようにOTAアップデートが搭載されていないのは非常に残念に思うところです。

この点は、今後の一部改良版やマイナーチェンジ版で追加設定してほしいところですが、まずは一つ一つの不具合やバグを修正し、早期的に顧客のものへと納車されることを祈念するばかりです。

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