フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタのお気に入り&気になるポイントは?専用アプリ「MY TOYOTA+」での不満ポイントも見ていこう

(続き)トヨタ新型シエンタのインプレッション

後席用USB Type-Cは使いづらい

続いては、トヨタ新型シエンタに搭載される後席用USB Type-Cポートについて。

中間グレード以上にて標準装備される後席用USBですが、センターコンソールを設けていないことや、構造の簡素化なども含めて運転席側に2口のUSBポートを設けたのだと推測。

長距離移動や家族旅行などで、後席に座る子供がスマホやスイッチでゲームやYouTube動画を視聴する際、USBチャージャーで充電しながら閲覧するのですが、そういったときに予め準備していたUSBケーブルだと短いことがあり、特に助手席側の後席に座る場合だと、より長めのケーブルを準備する必要があります。

私の場合、複数台所有だと2本~4本のUSBケーブル、もしくは子供が元々所有するケーブルを持ち込んで充電するケースが多いので、そういったときに短いケーブルだと何かと不便。

もちろん、長いケーブルを購入すれば解決するのですが、そんなに何本もかさばるようなものを所有したくないですし、それであれば、運転席と助手席のシートバックにそれぞれUSBポートを設けるなどの工夫をしてほしかったところです。


MY TOYOTA+のマイカーログはちょっと雑い部分がある

最後は、トヨタオーナーズアプリのMY TOYOTA+について。

これは新型シエンタに限らず、別に所有する新型ヴォクシー(New Voxy)やレクサス新型NX350h F SPORT/LX600など、全てのトヨタ/レクサスに共通して言えることなのですが、上の画像の様にMY TOYOTA+にある「マイカーログ」では、走行時間(エンジンが起動している間の時間)や運転時間、平均速度、平均燃費といった情報が表示されるため、自分がどのような運転していたのかを確認することができます。

特に上の画像のように、1日に何度か運転するシーンがあれば、「11時6分~11時29分の走行記録」「17時~17時14時の走行記録」と細かく閲覧することが可能で個人的には重宝しているのですが、このマイカーログのちょっと雑な部分として、エンジンを切ってから数分以内にエンジンを始動すると、本来エンジンを切ったところまでのログが残らないんですね。

ログは一つしか残っていないが、実は途中で一度エンジンを切っている

ちょっと分かりづらいと思いますが、一番わかりやすい例が上のログ。

時間としては「21時5分~22時12分」と1時間7分のロングドライブを行っているかのように見えますが、実はこれ「21時47分」に休憩スポットにて一度エンジンを切っていて、4分後ぐらいにエンジンをかけて再び運転しているんです。

本来であれば、「21時5分~21時47分」までのログと、「21時51分~22時12分」までのログの2データが無いといけないのですが、トヨタの仕様だからかわからないですが、ある一定の時間を超えないとログが分けられないというのは残念。

あくまでも感覚的なところではありますが、エンジンを切って10分ほど経過しないと2個目のログが生成されないと記憶しているので、非常に細かいことではありますが、個人的にはエンジンを切った時点でその区間のログを残してほしいですし、ホンダのドライブノートはしっかりとそのようにログを残すので統一してほしいところです。

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