6速MTだがセミATっぽい!フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプR(FL5)にてGWドライブ…高速道路ではACC活用で「17km/L」以上の実燃費

(続き)ホンダ新型シビックタイプR(FL5)はとにかくよく曲がる

既にYouTube動画でも公開されていますが、ホンダ新型シビックタイプR(FL5)のウリの一つがコーナリング性能の高さ。

前輪駆動[FF]とは思えないほどにフロントヘビーさを感じさせないクイックな曲がりは気持ち良く、道幅の狭いキツメのコーナリングにおいても、2速や3速ではなく、4速や5速でも十分曲がれるだけの性能がありますし、この点もときどきセミATを運転しているかのように回転数も併せて通過できるので、ちょっとしたミスでも上手くカバーしてくれるのはシビックタイプR(FL5)の本当の凄さなのかもしれません。

ちなみにシビックタイプR(FL5)の19インチホイールは、「アルミホイール?」や「鍛造アルミホイール?」といった質問・問い合わせなどが時々来るのですが、正確には「鋳造ホイール」(厳密には先代FK8の20インチホイールも鋳造)。

これについては、以下の動画でもシビックタイプR(FL5)の開発に携わった沼田 氏もコメントしていますので参考にしていただけますと幸いです(1分58秒あたり)。

【【シビックタイプR 開発者に聞く】ホイール、タイヤ、エンジン、フライホイールへのこだわりがスゴイ【藤トモCHECK】】


高速道路での実燃費は「17.8km/L」とかなり優秀

最後は、高速道路にて走らせての実燃費をチェックしていきましょう。

往路に関しては、3速⇔4速、4速⇔5速、5速⇔6速とシフトをスコスコ切り替えては、エンジンのことを考えてタービンをぶん回して走行していましたが、それでも39.5km走らせての実燃費は「10.6km/L」と中々に優秀。

シビックタイプR(FL5)のコンセプトでもあるUltimate Sport 2.0にある通り、スポーツカーの本質と官能的な走りが体感でき、それでいてこれだけの燃費をたたき出せるのであえば十分。

一方で復路に関しては、6速固定でアダプティブクルーズコントロール[ACC]走行していたため、回転数は2,000rpm未満の低回転で高速域をキープしていたため、結果的に39.3km走らせて「17.8km/L」とかなり優秀な実燃費となっています。

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