ホンダ新型シビックタイプR(FL5)を高速道路にて走らせて感じたこと。高速域でハンドルが曲がる方向と逆の力が働く感覚はフェラーリ812スーパーファストに似ている件

ホンダ新型シビックタイプR(FL5)の挙動やタイヤの特性を利用し、車線維持支援システム(LKAS)はイン寄りに設定されている?

そしてこの「曲がる方向に対してステアリングが少し反対側に振れる」という挙動に対して、前回のブログでもご紹介したホンダ新型シビックタイプR(FL5)での高速道路で活用していたHonda SENSING「車線維持支援システム(LKAS)」にも繋がってくると思うのですが…

シビックタイプR(FL5)のLKASだと、かなりイン側を攻めるように切れ味鋭く曲がってくれるため、もしかするとタイヤの外側に膨れるという特性?を考慮して、LKASが少しイン側寄りにプログラム調整されているののでは?と考えてみたり。


フェラーリ812スーパーファストのステアリングフィールも近しいところだが、速度域は更に上のレベルが必要

ちなみにこのタイヤが外側に膨れていくようなフィーリングは、先述にも挙げた通り、友人のフェラーリ812スーパーファストの挙動にも似ていて、この車もある一定の高速域に到達すると同様の傾向があり、しかし高速域に到達すると急激に乗り心地が向上するため、こういったユニークなポイントは現代のスポーツモデルでは共通なのかもしれません。

とはいえ、812スーパーファストの場合は高速域のレベルが更に1段階上がるため、新東名のように120km/h制限のところが理想なのかも。

よくSNSやニュースなどでも「高速道路にてフェラーリが無謀なスピードで走っている」といた内容を見かけますが、低い速度域だとトランスミッションのギクシャク感が際立ってしまうため(812の場合は7速DCT)、新東名などのように120km/hぐらいでようやくギクシャク感の解消と乗り心地が大幅に改善されるため、「快適に乗るために速度を上げなければならない」のかもしれません。

もちろん、いかなる理由であろうとも周りから見れば「無謀な速度」と認識されることは避けられないと思います。

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