燃費凄いな…フルモデルチェンジ版・レクサス新型LX600で高速道路+下道の往復 約430km走行!実燃費は往路「10.7km/L」で復路は「9.9km/L」とかなり優秀だった件

(続き)レクサス新型LX600のインプレッション

引き続き、レクサス新型LX600をインプレッションしていきましょう。

メーターレイアウトをカスタマイズできるのはグッド

LX600を運転していて感じたことは、メーターレイアウトを自分好みにカスタマイズできるということ。

私としては「給油後平均燃費」と「航続可能距離」はできるだけ最優先でチェックしておきたいので、センターインフォメーション一覧の1番目に、これらの情報が表示されるようにカスタマイズ。

新型NX/RXの場合だと、「通算平均燃費(いわゆる生涯燃費)」しか表示されず、「給油後平均燃費」や「始動後平均燃費」「リセット間平均燃費」に切り替えることができないため、フレキシブル性はほぼ無し(しかもステアリングスイッチでの設定ではなく、ディスプレイオーディオでの設定になるため、使い勝手は最悪)。

あとは、LX600のセンターインフォメーションを2番目にスクロールしていくと、「瞬間燃費バー」と「始動後平均燃費」というレイアウトにカスタマイズしているので、こういった情報は旧世代モデルからの良きところを受け継いでいるため、個人的には十分満足しているところです。


アダプティブクルーズコントロールの情報が一部物足りない

ただしメーター情報でちょっと不満に感じているのは、アダプティブクルーズコントロール[ACC]で速度固定する際、上の画像の赤丸の通りACCのSETアイコンは常時表示されるのに、「〇〇km/h固定」のアイコンが出てこないのは残念。

要はセンターインフォメーションのACC画面に切り替えないと、固定速度のアイコンが表示されない仕組みになっているため、この点は旧世代レクサスの宜しくないポイントを受け継いでしまったんだなぁ…残念に思う所です。

ただヘッドアップディスプレイ上には、レーントレーシングアシスト[LTA]のアイコンと共に、「100km/h」という形で速度固定のアイコンが出てくるので、「メーターよりもヘッドアップディスプレイを確認しなさい」という意味なのかもしれません。

”シレっ”とディスプレイオーディオのOTAアップデートが配信されていた

せっかくなので、こちらもチェックしておきましょう。

往路の際には表示されていなかった「各IC(インターチェンジ)/SA(サービスエリア)/PA(パーキングエリア)」の到着予想時刻ですが、復路の帰宅の前に突如OTAアップデートが入ったため、早速インストールしてみると、上の画像の赤四角のように表示されたのはグッド。

元々2023年2月1日にOTAアップデートで改善されていたため、今回のそのアップデートのタイミングの配信が遅れて来たのかもしれませんね(個人的には納車前にOTAアップデートは完了しておいてほしかった)。

なおOTAアップデート後の更新内容は、上の赤四角の通り。

■ナビゲーション関連/音声認識関連
・動作不良の解消
・動作安定性の向上

相変らず具体性の無い酷い更新内容ですが、今後もこのような更新内容が配信されるのか気になる所です。

あとは前回のブログでもお伝えの通り、ジャンクション(JCT)などの分岐車線を促す新規ウィンドウが表示された際、「到着予想時刻」や「残りの走行距離」「各IC/SA/PA」のウィンドウに被さってくるポンコツ具合は、全く改善されていないのでご注意ください。

以上が新型LX600の高速道路+下道の往復 約430kmの実燃費性能と、不満が解消されたポイント、ちょっと不満に感じているポイントのインプレッションとなります。

排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載するフルサイズSUVということもあり、他のDセグメント以下のSUVに比べれば燃費は決して良くはないものの、あくまでも私の感覚としては、このクラスにしては結構優秀な方になるのではないかと考えています。

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