ホンダN-BOX／N-WGN／N-ONE／N-VANなど30万台以上の大量リコール！走行中にエンストの恐れ…更にBMW新型2シリーズにもリコール。スズキが工場一時停止へ

2023-06-02

(続き)シートベルト本来の機能を果たさない恐れアリ

続いて、BMW新型2シリーズ／X1の3車種・計1,468台にリコール。

不具合内容としては、後部座席の左右シートベルト組み付け工程が不適切であったため、シートベルトの一部が C ピラーカバー下部に挟まっている可能性があるとのこと。

そのため、挟まったシートベルトが衝突等の衝撃によって引き出されることにより、シートベルトにたるみが発生し本来の拘束力が発揮されないおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをチェックしていこう！

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は発生しておらず、ドイツ本国からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式／対象車台番号／製作期間／対象車台数]

[218i Active Tourer]
・3BA-62BX15／WBA62BX0X07K68225 ～ WBA62BX0707K81675／令和 4 年 2 月 17 日 ～ 令和 4 年 3 月 16 日／22台

・3BA-62BX15／WBA62BX0607L01009 ～ WBA62BX0107L91301／令和 4 年 4 月 13 日 ～ 令和 4 年 11 月 21 日／648台

・3BA-62BX15／WBA62BX0007M06533 ～ WBA62BX0507M12456／令和 5 年 1 月 5 日 ～ 令和 5 年 1 月 17 日／7台

[218d Active Tourer]
・3DA-22BY20／WBA22BY0207K13801 ～ WBA22BY0707K97839／令和 3 年 10 月 27 日 ～ 令和 4 年 4 月 8 日／23台

・3BA-62BX15／WBA22BY0607L01010 ～ WBA22BY0807L87193／令和 4 年 4 月 13 日 ～ 令和 4 年 11 月 9 日／643台

・3BA-62BX15／WBA22BY0007M05654 ～ WBA22BY0007M14774／令和 4 年 12 月 16 日 ～ 令和 5 年 1 月 20 日／11台

[X1 xDrive20i]
・3BA-52EE20／WBA52EE0005W04556 ～ WBA52EE0405W26110／令和 4 年 11 月 8 日 ～ 令和 4 年 12 月 19 日／114台

改善措置として、全車両、後部座席の左右シートベルトの取り付け状態を確認し、必要に応じて修正するリコール作業を実施するとのことです。

スズキが最大3日間の工場稼働停止へ

最後に、スズキが2023年6月5日～7日の3日間、工場を一時的に稼働停止にすることを明らかにしました。

理由としては、半導体を含む部品供給不足により、湖西工場および相良工場の操業を停止するとのことで、具体的に影響を受ける車種は以下の通り。

◇湖西工場(第一)
・終日操業停止日：6月5日、6日、7日(3稼働日)
・生産車種：スペーシア、ハスラー、ワゴンRスマイル

◇相良工場
・終日操業停止日：6月5日、6日、7日(3稼働日)
・生産車種：イグニス、スイフト、ソリオ、クロスビー

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Reference：国土交通省①、②、Suzuki