フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウスが納車されて4か月が経過!この車は「乗れば乗るほど運転しやすく、良いところがたくさん見えてくる」

(続き)トヨタ新型プリウスの当初不満に感じていたメーターやフロンドウィンドウの視認性は、特に問題無くなってきた

続いて、トヨタ新型プリウスが納車されて4か月が経過してから、納車された当初から一番印象が変化したのは「運転席からの視認性」。

このインプレッションが大きく変化することっては実は凄いことで、特にメーターの視認性とフロントウィンドウの見晴らしの印象が変化したのは驚くべきところ。

メーターの視認性については、上の画像の通りステアリング”内”ではなくステアリング”上”に配備されるようなレイアウトになるのですが、最初はステアリングでメーターが隠れて見づらい?という印象でしたが、しっかりと最適なシートポジションと小径ステアリングの位置(チルト&テレスコピック)を調整すれば、メーターデザインが全て見えるような配置になっています。

あとはステアリング”上”にメーターがあることで、まるでレーシングゲームやカートを運転しているような不思議な感覚になりますし、ヘッドアップディスプレイ(HUD)と兼用できるようなメーターレイアウトになっているため「だからプリウスにはヘッドアップディスプレイが設定されなかったのか」と納得できるほど。


Aピラー直下の三角窓が中々に優秀

あとはこの極太Aピラーによる左右の視認性ですが、これも最初は中々のクセモノではあったものの、毎日乗り続けて乗り慣れてくると、Aピラーの直下にある三角窓が(Aピラーで)死角となったポイントを上手くカバー。

散々「ホンダ新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)や日産の新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)といった、現代のスポーツカーよりも視認性が悪い」と酷評してきましたが、改めて4か月経過して比較してみると、シビックタイプR>プリウス>フェアレディZの並びが個人的には最も妥当だと考えています。

以上が新型プリウスが納車されて4か月経過してのインプレッションになりますが、改めてこれまでネガティブに感じていたことが気にならなくなってきたこと、それでいて最低地上高は低すぎず使い勝手も良いのに、見た目はスポーティで若者が好みそうなデザインであることは「プリウスは現代の若年層から中高年までのニーズに合った車」なのだと思っています。

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