日産が2023年6月「2回目」となる最新工場出荷目途一覧を公開!新型キックス/V37スカイラインが急に「6か月」近く短縮に?そして新型フェアレディZ(RZ34)のスケジュールも?

(続き)日産の主要モデルの概況についてチェックしていこう

引き続き、日産の主要モデルを中心に納期情報や、今後のスケジュールについてもチェックしていきましょう。

受注再開したばかりの新型エクストレイルe-POWER(T33)だが、再び受注一旦停止にしている販売店も

まずは日産の新型エクストレイルe-POWER(New X-Trail e-POWER, T33)からチェックしていきましょう。

こちらは前回のブログでもお伝えの通り、価格改定後のモデルに関しては、各販売エリアに割り振られる台数が決まっていて、つまりは年間で生産できる台数に限りがあるわけですが、一部の日産ディーラーでは、受注再開して僅か2か月で受注を一旦停止しているところもあるようです。

おそらく2024年春頃まで受注再開できない状況だと思いますが、果たしてバックオーダー分を捌き切るのにどれだけの期間を要することになるのか、このまま生産ペースを上げることは難しいのか、もう少しメーカーからの詳細な情報を明らかにしてほしいところです。


新型フェアレディZ(RZ34)の今後のスケジュールは2023年6月末~7月上旬に明らかになる予定

そして最後は新型フェアレディZ(RZ34)の今後のスケジュールについて。

日本全国のバックオーダー数が約6,000台なのに対し、2023年6月時点での日本国内の標準車(デモカーやユーザー車、特別仕様車Proto Spec含む)は、累計登録販売台数が1,000台を突破していない可能性が高いとのことで、バックオーダー分を捌くのには5年~6年ほどかかると云われています。

こうしたなか、急きょ日産USAが2023年6月22日にハイパフォーマンスモデルの新型フェアレディZ NISMO(RZ34)を発表しましたが、その一方で国内向けの標準車の納車が全く進んでいないために、SNSや納車待ちのユーザーからは「日本向けの標準車が全く作られていないのに、NISMOを発表している場合なのだろうか…」という疑問の声も。

ちなみにこのフェアレディZ(RZ34)、どうやら2023年6月末~7月上旬に「今後のスケジュールや計画」についての詳細が明らかになる予定とのことですが、既にSNSでも騒がれている通り、おそらく日産ディーラーのトップには情報が降りていると思うんですね。

当ブログでも、具体的な情報は2023年6月末頃にお伝えできればと思いますが、納車待ちのユーザーからすると「いや、ちょっと待ってくれよ…」と思う内容もあるかもしれません。

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