販売条件がヤバイ…(2024年)日産の新型フェアレディZ NISMO(RZ34)の価格は920万円!1,000台限定の抽選形式で、購入できるのは「標準車の新型Zが納車されていない方のみ」
(続き)日産の新型フェアレディZ NISMO(RZ34)に関する最新情報をチェック!
引き続き、日産の新型フェアレディZ NISMO(RZ34)に関する最新情報をチェックしていきましょう。
[パフォーマンス篇]フェアレディZ NISMO(RZ34)の主要装備
続いて、パフォーマンスを中心とした主要装備をチェックしていきましょう。
【(2024年)新型フェアレディZ NISMO(RZ34)のパフォーマンス主要装備一覧】
◇NISMO専用レイズ製鍛造アルミホイール
(フロント:19インチ×10J、リヤ:19インチ×10.5J)◇NISMO専用タイヤ
(フロント:255/40R19インチタイヤ、リヤ:285/35R19インチタイヤ)◇NISMO専用スポーツサスペンション
◇NISMO専用電動パワーステアリング(EPS)
◇NISMO専用ローンチコントロール
◇NISMO専用アルミキャリパー対向ピストンブレーキ
(フロント4ポッド対向、リヤ2ポッド)◇NISMO専用ドライブモード/ドライブモードセレクター
◇NISMO専用チューニングエンジン
(エンジン出力&エンジントルク向上)
version STよりもリヤタイヤは+10mmワイドに!
何とタイヤホイールはNISMO専用設計とのことで、フロントはversion STと同じ255/40R19インチタイヤなのですが、リヤは275/35R19インチから+10mmワイドになって285/35R19インチタイヤを標準装備。
具体的なエンジン出力やトルクは未だ明らかになっていませんが、後輪にかかる負荷は相当なものだと予想され、今回フェアレディZ NISMO(RZ34)のためだけに専用タイヤを開発したのだそう(開発費回収できるのだろうか…)。
フェアレディZ NISMO(RZ34)のボディカラーは僅か5色のみ
続いてフェアレディZ NISMO(RZ34)のボディカラーですが、標準車よりもかなりカラーを絞っていて、以下の通り全5色をラインナップ。
【(2024年)新型フェアレディZ NISMO(RZ34)のボディカラー一覧(10%税込み)】
◇ミッドナイトブラック(有料色+49,500円)
◇プリズムホワイト×スーパーブラックルーフ2トーン(有料色+82,500円)
◇ブリリアントシルバー×スーパーブラックルーフ2トーン(有料色+66,000円)
◇カーマインレッド×スーパーブラックルーフ2トーン(有料色+176,000円)
◇[NEW]NISMOステルスグレー×スーパーブラック2トーン(有料色+110,000円)
以上がフェアレディZ NISMO(RZ34)のボディカラーとなりますが、NISMOステルスグレーに関しては、GT-R R35 Nismo Special Editionにも登場したステルスグレーとほぼ同じ色合いだと思われます。
そしてフェアレディZのイメージカラーでもある、セイランブルーやイカズチイエローはもちろんのこと、2024年モデルのフェアレディZに新しく採用される432オレンジの設定が無いのも残念なところです。
フェアレディZ NISMO(RZ34)の車両本体価格と販売方法・条件について
最後は、新型フェアレディZ NISMO(RZ34)の価格帯と販売方法・条件についてチェックしていきましょう。
価格帯は「9,200,400円(10%税込み)」で、メーカーオプションなどの設定はありませんが、ボディカラーやディーラーオプション、税金などの諸費用を含めたら乗り出し約1,000万円といったところでしょうか。
このあとにも紹介しますが、NISMO専用パーツを備えながらも、販売台数は日本抽選限定1,000台のみと非常に少ないため、開発費を回収するためにもこれだけの金額に跳ね上がってしまったということなのだと思います。
フェアレディZ NISMO(RZ34)を購入できるのは、フェアレディZ(RZ34)が納車されていないユーザーのみ
そして最も気になるのが販売方法と条件について。
基本的には以下の通りとなりますが、「新規顧客が購入できない」というのはかなり酷な話だと思います。
◇抽選申込対象者は、2023年8月1日の発表日までに標準車のフェアレディZ(RZ34)が納車されていない「納車待ちのユーザーのみ」
◇既に標準車のフェアレディZ(RZ34)が納車された方は抽選申込不可
◇標準車のフェアレディZ(RZ34)を購入していない新規の顧客は申込不可
以上が、現時点で判明しているフェアレディZ NISMO(RZ34)の申し込み方法ですが、悪質な転売・輸出を防ぐための対策としては致し方ない方法ではあるものの、フェアレディZ NISMO(RZ34)を待ち望んで、敢えて標準車を購入しなかったユーザーも少なくはないでしょうから、今回の条件はかなり酷。
なお、標準車のバックオーダーは5,000台近くとのことですから、約5,000組のうち何組がNISMOを購入するかにもよりますし、仮に1,000台売り切れなければ、新規の顧客に回す?という可能性もあるとのこと。
何れにしても、かなり狭き門となるフェアレディZ NISMO(RZ34)ですが、こちらも誓約書へのサインが求められるとのことで、それこそトヨタ新型アルファード(Toyota New ALPHARD)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)のように転売・輸出を防ぐために厳しい監視が入るのではないかと予想されます。