フルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)が納車されて7か月が経過!まさかここまで使い勝手が良かったとは…但しとても残念なポイントも

(続き)日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)の納車7か月経過しての雑感

引き続き、日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)が納車されて7か月経過しての雑感をまとめていきたいと思います。

DセグメントSUVとは思えない程に優秀な燃費性能

続いてはエクストレイル(T33)の燃費性能。

私が所有するのは前輪駆動(2WD)モデルになるため、四輪駆動(e-4ORCE)モデルに比べて車体が軽いということもあり、燃費も優れているのは当然と言えば当然なのですが、普通に高速道路や下道など、様々な条件で走らせても20km/L付近の燃費を維持するため、無給油で1,000km以上走行できるのは魅力的。

燃料タンク容量もカタログ値では55Lなので(実際給油すると59Lぐらい給油されますが…)、満タン無給油で長距離移動にも最適なのはグッドポイント。

本モデルが納車前は、日産の新世代e-POWERの技術をほとんど理解できていなかったため、こうして実際に所有してみると「こんなに燃費良くて、こんなに静かで、こんなにシームレスで力強く走るのか…」と驚きの連続でした。


センターブリッジコンソールはまだまだ改善の余地がありそう

続いてエクストレイル(T33)で気になったポイントが、センターブリッジコンソール。

電制シフトを採用していることもあって、コンソールをブリッジにすることで下部の収納スペースを設けた画期的なレイアウトなわけですが、こうして運転席にドライバーが乗っていない状態であれば、ティッシュボックスやコンパクトなバッグ、Amazon Fire TV Stickのユニットを仮置きすることができるものの…

実際に運転席に座ってシートポジションを設定すると、シートサイドがブリッジコンソールとカブってしまい、コンソール部分に手を入れることができないんですね(Amazon Fire TV Stickのリモコンが置いてあれば、運転席側からではなく助手席側からじゃないと取り出しにくい)。

この点はもう少し工夫した方が良さそう?にも思えますが、そこまで利用頻度が無く、ちょっとした小物の仮置きスペースとして活用すれば不便さは感じられないと思います。

とても完成度の高いモデルなだけに、「買えない」のが一番残念

以上が、新型エクストレイルe-POWER(T33)の納車後7か月経過しての雑感になりますが、個人的に一番残念に思うのは「2023年7月時点で購入できない」ということ。

せっかく優れた性能と使い勝手の良さを持つ一台なだけに、部品・半導体不足などの影響で長納期 → 受注一旦停止となっているため、本当に欲しいユーザーのもとに中々届かないところは、今日産が一番改善すべきところだと思います。

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