フルモデルチェンジ版・レクサス新型LX600が納車されて2か月が経過！「ビッグサイズSUVで困ったことは？」「普段の実燃費はどれぐらい？」等

2023-07-20

(続き)レクサス新型LX600の納車後2か月経過しての雑感

引き続き、レクサス新型LX600が納車されて2か月経過しての雑感を簡単にまとめていきましょう。

メーターはちょっとした不満がある

続いては新型LX600のメーターについて。

メーターは中央に8インチのTFT液晶メーターが搭載され、両サイドにはアナログメーターが計4つ設けられているのですが、このアナログメーターと組合せたハイブリッド式は特に不満は無し。

むしろフラッグシップSUVでありながら、オフロードも走破できるというアナログ気質なところとの統一感もあるので、個人的には「このメーターでも十分」だと考えるとものの、その一方でとても不満に感じているのはメーター中央のインフォテイメントを画面切り替えスクロールしたときの速度の遅さ。

旧世代のノートパソコンかと思わせるぐらいにスクロールスピードが遅く、最悪の場合フリーズする(ステアリングスイッチで上下操作しても反応しない)ことがあるため、「総額1,500万円支払ってこれかぁ…」と思わせる部分でもあります。

アダプティブクルーズコントロール[ACC]の情報量はもう少し改善してほしい

あとはアダプティブクルーズコントロール[ACC]の固定速度が、液晶モニターのACC専用画面以外では表示されないこと。

これは新型IS500 F SPORT Performanceのインプレッション記事でもご紹介しましたが、LX600の場合はメーターに常時表示されない代わりに、ヘッドアップディスプレイにて固定速度が表示されるので、この点はまだ許せるポイントですが、IS500の場合はヘッドアップディスプレイが搭載されていないため、気軽にメーター上で速度や燃費とまとめて固定速度を確認できないのはちょっと残念なところです。

新型LX600の実燃費はどれぐらい？

最後は、新型LX600の実燃費をチェックしていきましょう。

全長5,100mm×全幅1,990×全高1,885mmの巨大SUVでありながら、トヨタ新型ランドクルーザー300と同じ排気量3.5L　V型6気筒ツインターボエンジンを搭載するわけですが、実際の燃費性能は上の画像の通り。

添付の画像は、トヨタ／レクサスオーナー専用アプリとなるMY TOYOTA＋／MY LEXUSのマイカーログになるわけですが、このサイズ感とパフォーマンスで考えると悪くないけども、だからといってかなり優秀という感じでもなさそう。

[トリップ①]・・・下道 約10km、高速道路 約64km
走行距離：74km
走行時間：1時間19分
平均速度：56.2km/L
平均燃費：10.4km/L

[トリップ②]・・・下道 約41km
走行距離：41km
走行時間：1時間28分
平均速度：27.9km/L
平均燃費：7.7km/L

[トリップ③]・・・下道 約10km、高速道路 約64km
走行距離：74km
走行時間：1時間19分
平均速度：56.2km/L
平均燃費：10.4km/L

[トリップ③]・・・下道 約5km、高速道路 約57km
走行距離：62km
走行時間：1時間05分
平均速度：57.1km/L
平均燃費：10.9km/L

新型LX600は満タン法でどれぐらい走れる？

ちなみに新型LX600の燃料タンク容量は、先代LX570の93Lに比べて13L少ない80Lになってしまったため、仮に高速道路メインで走らせて平均燃費が8km/L～10km/Lだったとしても、満タン法で640km～800kmぐらい。

近日中に、新型LX600にて往復1,000km近くの長距離移動が控えているため、9割近くが高速道路メインにはなりますが、実燃費はどれぐらいになるのか？満タン法でどれぐらい走行できるのかチェックしてみたいところ。

ちなみに高速道路が7～8割近くだと、平均燃費は9km/Lぐらいで無給油700km走行は可能でしたから、更に距離を伸ばすことができそうです。

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