君ってそんなに走るのか…ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(RZ34)で往復 約1,700kmの旅!何と給油回数は僅か「1回」、折返し地点での燃費は「17.1km/L」

(続き)日産の新型フェアレディZ(RZ34)で高速道路移動!気になる走行距離と燃費、航続可能距離は?

引き続き、日産の新型フェアレディZ(RZ34)のロングドライブレポートを見ていきましょう。

妻と適度に交代しながら走らせたため、意外にも疲れはそこまでなく、無事目的地に到着&折り返し地点に。

約840km走らせてのメーター情報は以下の通り。

[往路]
走行距離:839.5km
平均燃費:17.1km/L
平均速度:80km/h
走行時間:10時間32分
航続可能距離:132km

以上が、片道&折り返し地点でのメーター情報となります。

まさかV6ツインターボエンジンを搭載する2ドアスポーツカーで「17km/L」以上の低燃費をたたき出すとは…

私が他に所有するホンダ新型ステップワゴンe:HEVスパーダ・プレミアムライン(Honda New STEPWGN e:HEV SPADA PREMIUM LINE)や、以前所有していたレクサス新型NX350h F SPORT[2WD]に近い燃費性能をたたき出しているため、このメーター情報だけを見ると「フェアレディZ(RZ34)ってハイブリッドモデルだっけ?」と勘違いするほど。

新型Zよ…君は無給油で900km以上走れるのか

しかもガソリン満タンでスタートして約840km走らせ、途中給油することなく航続可能距離はまだ132kmも残っていますから(おまけに給油警告ランプも点灯していない)、無給油で900km以上は余裕で走れるということに。

君ってそんなに走れるのか…

折返して更に約40km走行!880km以上走らせてようやく1回目給油

目的地付近は主要都市で、おまけに渋滞に巻き込まれてしまったため、気が付けば燃費は17.1km/L → 16.7km/Lまで悪化してしまいましたが、それでも他のコンパクトカーのガソリンモデルと同等レベルの低燃費性能。

渋滞時に関しては、オートブレーキホールド(ABH)の良さに気付いてしまっている以上、「ちょっとしんどいなぁ…」と思う部分はあるものの、「しんどいと思う所や不便に感じるところがスポーツカーの本来あるべき姿なのかも」と思うと、渋滞時の不便さもフェアレディZ(RZ34)の良きところだったり。

給油警告ランプは点灯し、おまけに航続可能距離も「---(非表示)」直前だったので、ここで一旦ロングドライブ後「初めて」給油することに。

給油記録については関連記事にもまとめていますが、後半は渋滞時の街中を走行したとはいえ、無給油で880km以上も走れるとは驚き。

あと、高速道路のPA/SAのサービススタンドだと、ハイオクの燃料単価が200円を超えているんですね。

地域が異なるとはいえ、「ガソリン代も高くなったなぁ」としみじみ…


復路もほぼ高速道路走行!上りメインだが燃費はどうなった?

そしてこちらが、満タン給油してから帰宅するまでのメーター情報になります。

給油後のスタート地点から、自宅付近まで高速道路だったので、平均速度は往路に比べて高くなっていますね。

[復路]
走行距離:824.0km
平均燃費:16.7km/L
平均速度:83km/h
走行時間:9時間53分
航続可能距離:146km

往路に比べて、復路は上りが多かったので燃費は少し悪くなりましたが、それでも16.7km/Lは優秀過ぎる程。

824km走らせて航続可能距離が146kmも残っているわけですから、このまま燃費を維持していれば950kmは余裕そうですね。

往復 約1,700km走らせてのトータル平均燃費は?

そしてこちらが、往復 約1,700km走らせてのトータル燃費情報となります。

[復路]
走行距離:1,700.2km
平均燃費:16.8km/L
平均速度:80km/h
走行時間:21時間12分
総走行距離:3,763km

約1,700km走らせての平均燃費が「16.8km/L」、走行時間にして21時間以上はかなり走りましたね。

気が付けば総走行距離も3,700kmを突破していました。

約21時間というロングドライブでしたが、流石に体は疲れたものの、ピンポイントで腰や背中が痛くなることが無かったのは意外でした。

そして約1,700km走らせて、給油回数が僅か「1回のみ」というのも驚きでしたが、この衝撃はレクサス新型LX600のとき以来かも(割と最近)。

乗り心地も決して不快に思わず、むしろ快適で楽しいグランドツーリングカーでしたから「この車で夫婦旅行も余裕やん」と感じたのが正直なところです。

約1,700km走らせてのフロントバンパーの汚れは?

最後はちょっとしたおまけになりますが、往復 約1,700km走らせてのフロントバンパーの汚れを見ていきましょう。

夜中の走行がメインでしたから、虫が大量に付着しているのは致し方ないものの「思ったほど付着していないな…」というのが正直なところ。

虫の付着は見られるものの、意外にも飛び石によるキズなどは無し。

ナンバープレートの虫の付着はご愛敬。

フロントフードボンネットにも、いくつか虫とヒットしたような痕が見受けられますが、これらもすぐに洗って落とせるレベル。

自身が思っていた以上に、そこまで汚れが目立つほどでもなかったですし、オーバースピードで走行していなかったのも一つの理由なのかもしれません。

日産の新型フェアレディZ(RZ34)関連記事