信号待ち時のアイドリングが…フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300の納車後雑感!ちょっとした不満やレクサス新型LX600との違いは?

(続き)夜間時のトヨタ新型ランドクルーザー300のインテリアを見ていこう

続いては、夜間時のトヨタ新型ランドクルーザー300のインテリアを見ていきましょう。

夜間時のドライブに加えて、アンビエントライトやバックライトが点灯している室内のランドクルーザー300は初めてなのですが、個人的な感想としては「明るすぎず暗すぎず」の丁度良い塩梅。

特にメーターに関しては、12.3インチのフル液晶メーターが採用される前の7インチ液晶+アナログメーターのハイブリッドを採用していた、一部改良前のハリアー(New Harrier)と同じレイアウトで、武骨なオフローダーモデルだからこそ、オプティトロンのアナログメーターは魅力的に感じるところ。

あくまでも個人的な好みではありますが、オフロードモデルでフル液晶メーターや静電タッチ式のタッチトレーサーなどを採用するモデルって、あくまでも他車との差別化を強調させるだけのアピールに過ぎず、ユーザーの使い勝手をそこまで意識していないのでは?という見方もできるため、ランドクルーザー300のように物理スイッチやアナログメーターをしっかりと残してきたところは好感を持てるところです。

エアコンなどのインパネ部分もシンプルなブルーバックライトで目に優しいですし、少し分かりづらいですが、センターシフト奥のUSB Type-C端子にバックライトが点灯しているのはグッドポイントだと思います。

一定の速度以下になるとパノラミックビューモニター[PVM]が起動するデフォルト設定は鬱陶しい

フローティングタイプのディスプレイオーディオは12.3インチのワイドタイプですが、ある一定以下の速度になる自動的にパノラミックビューモニター(PVM)に切り替わるのは煩わしいところ。

トヨタディーラー曰く、デフォルトでPVMが起動する仕組みになっているそうで、もちろんユーザーで任意でOFFにすることも可能なのですが、停車中にナビやエアコン情報などを見たいことも多々ありますから、こういった機能をデフォルトで設定しておいてユーザーから好評を得ているのかは気になる所です。

こちらはカップホルダー。

さすがにイルミネーション(アンビエントライト)の設定はないものの、ディーラーオプションでの設定があれば追加装備したいところですし、可能な限りランクル300では追加カスタムを前向きに検討したいところです。


些細な不満ではあるが、シートポジションメモリースイッチもバックライトを付けてほしかった

そして新型ランドクルーザー300の夜間時の内装で「些細な不満」ではありますが、運転席側に設けられたシートポジションメモリーにもバックライトを設けて欲しかった、と思う所。

ランドクルーザー300や先程のレクサス新型LX600に関しても、私だけでなく妻や私の父も運転する車なので、そのときによってシートポジションが異なれば、シートポジションメモリースイッチを押すと思うのですが、それが夜間の時になると「どこに何番のスイッチがあるのかがわかりづらい」ということがあったため、この点は可能な限り改善してほしいところ。

おそらくトヨタとしては、「シートポジションスイッチは、エンジン始動前に操作するだろう」という認識で、敢えてバックライトを設けなかったのではないかと推測しますが、必ずしもそういた限定的な操作ではないと思いますし、例えば夜間時に家族で長距離運転する際、途中のサービスエリアでエンジンを停めずにドライバーと乗員(私 or 妻)が交代することだってあるわけですから、そういった際には必須に思うところです。

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