トヨタそろそろ仕事してくれ…フルモデルチェンジ版・新型プリウスが納車されて7か月が経過→全くソフトウェアは更新・アップデートされず使い勝手が悪い件

(続き)トヨタ新型プリウスは、全国からの受注が多いからこそ、ソフトウェアアップデートの優先度を高めるべきでは?

私がいつもお世話になっているトヨタディーラーの情報によれば、新型プリウスの全国の累計受注数は9万台を突破しているそうで(既に納車されている台数分も含む)、その中にはもちろん営業車用として法人で契約されている方も多いと思うんです。

そういった方々が仕事で高速道路を利用することはもちろんのこと、プライベートカー、ファミリーカーとして活用する方のためにも、各IC/SA/PAの到着予想時刻は、長距離移動する上で必要な情報だと思いますし、利用されている台数が多ければ多いほど、アップデートは優先すべきなのでは?と思ったりもするんですよね。

いまいちトヨタの優先順位の付け方は理解できないところが多いのですが、このままアップデートされないままだと、「売りっぱなし」のイメージが定着してしまいますし、何よりも「迅速かつ定期的に自分でソフトウェアアップデートができる」という最大の売りが活かされないまま、不満だけが溜まっていくようにも感じられます。


トヨタのOTAアップデートは一貫性の無さに加え、ソフトウェア管理がいい加減に思える

そしてこれも問題だと思うのは、相変わらずソフトウェアの更新に一貫性が無いことと、車種が増えるにつれてソフトウェアの管理がどんどんいい加減になっているのでは?と思ってしまうんですね。

トヨタの様にラインナップの多い車種になってくると、OTAアップデートでソフト管理する場合は、できるだけディスプレイオーディオ内の情報は統一した方が、今後のアップデートを円滑に進めることにつながると思うのですが、出だしともいえる新型ノア/ヴォクシーから既に躓いて一貫性が無いのは残念なところ。

分かりやすいところでいえば、ノア/ヴォクシー/シエンタ/クラウンクロスオーバー/ハリアー/RAV4などでは、上の画像の「オーディオ選択」の閉じる(×)スイッチを右上に移動したのですが、プリウスは未だ左上のまま。

しかもこの閉じる(×)スイッチですが、「運転席から遠いから」という理由で右上に移設したにも関わらず、エージェントのウィンドウや、ソフトウェア更新の機種情報ウィンドウでは、何れも左上に設けられるなど、この点の一貫性の無さと中途半端さは世界一の自動車メーカーとは思えないほどの酷さだと思うんですね。

一体いつまでおざなりな対応を続けるのか…せっかく新型プリウスの完成度は高いのに、ディスプレイオーディオ含むソフトウェアの精度が、商品全体の仕上がりに対して足を引っ張っているようにしか思えないため、早急に対策を進めないと商品満足度どころか、トヨタのイメージダウンにもつながってしまうのではないかと不安に思ってしまいます。

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