えっ、そうなの?日産のフルモデルチェンジ版・新型リーフがSUV化して2023年10月のジャパンモビリティショーにてデビューとの噂!新型セレナ(C28)やルークス顔は今後の日産の定番に?

(続き)日産の新型リーフSUVで最も懸念されるのは価格帯か?

引き続き、日産の新型リーフSUVについてチェックしていきましょう。

先程ご紹介したコンセプトモデルのチルアウトですが、ルノー・日産・三菱アライアンスグループのCMF-EVプラットフォームがベースとなり、ミドルサイズピュアEVのアリア(New Ariya)や新型エクストレイルe-POWER(New X-Trail e-POWER, T33)と同じe-4ORCEを採用するため、リーフSUVにも同様の技術が盛り込まれることは想像がつきやすいところ。

具体的なスペックまでは明らかになっていないものの、少なからず現行リーフ/リーフe+よりも更に実用的で、豊富なグレードが展開されるのではないかと予想していますが、リチウムイオンバッテリーの高騰により、以下の通りリーフももはや手の届かないモデルになっていることを考慮すると、リーフSUVも更に高額値で販売されることが懸念されます(e-4ORCE技術が加味されれば、最上位グレードは600万円を超えそう…)。

[40kWh仕様]

◇X:[2WD]4,081,000円

◇X Vセレクション:[2WD]4,318,600円

◇G:[2WD]4,448,400円

◇AUTECH:[2WD]4,444,000円

◇NISMO:[2WD]4,642,000円


[60kWh仕様]

◇e+X:[2WD]5,253,600円

◇e+G:[2WD]5,834,400円

◇え+ AUTECH:[2WD]5,616,600円


価格帯を抑えたり、選択肢を増やす意味でも豊富なグレード展開に期待したい

ちなみに、現行リーフは駆動用バッテリーの総電力量が40kWh仕様のXグレード/Gグレードの2種類と、60kWh仕様のe+Xとe+Gの2グレードが展開されています。

システム総出力としては、40kWh仕様が150psを発揮し、60kWh仕様が218psを発揮するパワフルなスペックを持ちますが、一方でWLTCモードでの航続可能距離は前者が322kmに対し、後者が450kmとなっているため、この辺りも次期型でスペックアップすることに期待したいところです。

最後にSpyder7さんの報道によると、次期リーフSUVは2023年10月26日に開催されるジャパンモビリティショー2023にて発表される予定だそうで、量産モデルのワールドプレミアは2024年内を予想しているとのこと。

ただ、今のところ次期リーフSUVに関する具体的な情報は、私がお世話になっている日産ディーラーにも情報が入っていないため、ジャパンモビリティショー開催前の日産公式プレスリリースを楽しみに待ちたいところです。

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Reference:Spyder7