ホンダ新型シビックタイプR(FL5)で往復500km以上の旅!走りの満足度は高いが、ナビの不満は相変わらず多い…ほぼ高速道路走行で燃費は「15km/L」
(続き)ホンダ新型シビックタイプR(FL5)で往復500km以上のロングドライブへ!
引き続き、ホンダ新型シビックタイプR(FL5)での往復500kmのロングドライブインプレッションを見ていきましょう。
復路 約270kmの区間実燃費をチェックしていこう
続いては、復路区間 約270kmの実燃費をチェックしていきましょう。
[復路①]
走行距離:0.8km
平均燃費:7.1km/L
ガソリン消費量:0.1L
走行時間:3分[復路②]・・・オール下道
走行距離:16.6km
平均燃費:9.9km/L
ガソリン消費量:1.7L
走行時間:60分[復路③]・・・下道 約5km → 高速道路 約132km
走行距離:137.7km
平均燃費:15.4km/L
ガソリン消費量:8.9L
走行時間:145分[復路④]・・・オール高速道路
走行距離:96.0km
平均燃費:16.9km/L
ガソリン消費量:5.7L
走行時間:80分[復路⑤]・・・高速道路 約5km → 下道 約14km
走行距離:19.4km
平均燃費:12.5km/L
ガソリン消費量:1.6L
走行時間:35分
[復路]
走行距離:270.5km
平均燃費:15.0km/L
ガソリン消費量:18L
走行時間:323分
往路区間は以上の通りとなります。
85%以上が高速道路で、ワインディング走行が無かったと云えども、約270km走らせての区間平均燃費は往路と同じく15.0km/Lと優秀。
復路での高速道路でも、往路同様に90km/h~100km/hによるアダプティブクルーズコントロール[ACC]を活用。
排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジン搭載でこれだけの燃費性能をたたき出せば十分だと思いますし、単純にこの燃費を維持し続ければ、無給油700km走行も可能ということになりますから、改めて良く出来たスポーツカーだと思います。
シビックタイプR(FL5)の走りよりも、Honda CONNECTナビは不満が多い
走りや燃費性能は素晴らしく、アダプティブクルーズコントロール[ACC]で若干の課題がありつつも、個人的に最も不満の大きかったポイントはHonda CONNECTナビの精度と使い勝手の悪さ。
特にナビの位置ズレは著しく、ワインディング走行する際に何度も公道から外れていましたし、ジャンクション(JCT)の多い高速道路では、こちらも位置ズレの関係で何度も下道と交互することが多かったため、進入すべきジャンクション前で下道にズレる → ナビが再探索で時間がかかる → 土地勘が無いためにテンパる、といったことが発生したため、そろそろHonda CONNECTナビの精度を高めて欲しいと感じた次第です。
ただ、これは新型シビックタイプR(FL5)に限らず、他に所有する新型ステップワゴン(New STEPWGN)や新型ZR-Vといった、Honda CONNECTナビを搭載するモデル全てに言えることだと思うので、せっかく車の完成度としては高いのに、ナビで全体の評価を大きく落としてしまうのはとても残念に思う所です。
往復 約530km走らせても途中給油無しで自宅に到着!
最後は、往復 約530km走らせての区間燃費とメーター上燃費を見ていきましょう。
[往復]
走行距離:530.9km
平均燃費:15.0km/L
ガソリン消費量:35.4L
走行時間:590分
往復530.9km走らせての区間燃費は15.0km/Lと優秀で、メーター上は14.7km/Lとなっていますが、給油後に約15kmほど走らせた関係で、全体の平均燃費は少し下がっています。
ただ、満タン給油にした状態で往復530kmの長距離移動に挑んだこともあり、途中給油することなく、燃料目盛りは「1個」残した状態で無事フィニッシュ。
総走行距離も5,000kmをようやく突破しましたが、また近日中に往復400kmほどの長距離移動が控えているため、6,000km超えもあっという間かもしれません。