三菱の新型デリカミニが納車されて4か月が経過!ライバルのホンダ新型N-BOX Custom(JF5)納車後比較しての決定的な違いや気になるポイントは?

(続き)三菱の新型デリカミニが納車されて4か月経過してのインプレッション

引き続き、三菱の新型デリカミニが納車されて4か月経過してのインプレッション内容をチェックしていきましょう。

乗り心地もオフロードを想定しているからこそマイルドに?

続いては、デリカミニの乗り心地について。

こちらも過去のブログでもお伝えしている通り、マイルド寄りで少し”フワッ”とするような乗り心地が特徴。

いうなれば、ランドクルーザー300やLX600のフレームベースのTNGA-Fプラットフォームのような”フワフワ”したような乗り心地で(全く同じ乗り心地ではないので注意)、これもおそらく、前述のオフロードなどを走行することを想定したセッティングなのだと考えられます。

乗り心地の好みは人それぞれなので、一概に良いとは言い切れないものの、あくまでも私個人の感想としては「適度なマイルドさが良い」と思っていて、特にちょっとした段差や道路と道路のつなぎ目を通過する際のショックや減衰性は抑えられていますし、子供も違和感なく過ごしていられるのだそう。


ステアリングフィールは軽めで女性も運転しやすい

最後はステアリングフィール。

これは最近の軽自動車だとどれも共通で、あまりそこまで注目されないポイントだと思いますが、ステアリングフィールは軽やかで、男性だけでなく女性も簡単に操作できるのではないかと考えています。

特にこの車、見た目はゴツカワなアウトドアテイストな車ながらも、テレビCMでは水川あさみさんが楽しそうに且つアグレッシブに運転しているのを見ると、三菱はステアリング操作にも力を入れているのが感じられますし、実際にメインカーとして活用している妻も「ハンドル軽くて楽」とコメントしているので、使い勝手としては十分なのではないかと考えています。

ただ、ホンダN-BOX Customターボと比べてみると、ステアリングの軽さはどちらも優れているものの、ステアリングの切れ角に若干の違いがあるようで、デリカミニは少し外側に膨れるようなアンダーステア傾向、反対にN-BOXは内側に入り込むようなオーバーステア傾向にあるのはユニーク。

以上が、デリカミニが納車されて4か月経過してのインプレッションになりますが、同じ軽トールワゴンでも、ここまでキャラクターや方向性、走りに違いがあるのも面白いですし、装備面や快適性、予防安全装備とドライビングサポートの違いなども細かく比較できればと思います。

三菱の新型デリカミニ関連記事